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上下水道局

更新日:2020年7月17日

局長の写真上下水道事業管理者 出耒 明彦

このような考え方で組織を運営します

1. 新型コロナウイルス感染症の第2波等への備えを盤石とするため、感染防止と社会活動が両立する経営手法を「コロナ戦略」として打ち出し、「新たな生活と仕事」のスタイルを創ることを最優先とする。これにより、いつ、いかなる状況でも水道と下水道のサービスを持続的に提供できる強靭な組織を構築する。

2. 経営基盤を強化し、水道と下水道を持続可能とするため、令和5年度から始まる「新たなビジョン」と「新たな運営形態」を計画的に進めているところである。
 令和2年度は、超長期のアセットマネジメント計画を完成させ、将来の改築更新需要を見える化することで、事業運営や財源確保についての課題を共有し、解決に向けた施策・事業を推進する。具体的には、広域連携の推進や公民連携による運営の適正化、ICT・AI等の導入による事業の効率化により、イノベーティブな変革を起こし、上下水道事業の基盤強化を加速する。

今年度は特に以下のことについて重点的に取り組みます

「新たな生活と仕事」のスタイルの創造は、感染症が拡大した場合であっても、業務やお客さまサービスの停滞を防止するとともに、多様な働き方を可能とすることを目的としている。
 目的の達成に向けて、「コロナ戦略」を策定のうち、制度や業務を抜本的に見直すとともに、ICT等をフル活用し、仕事の仕方や人事制度を改革することで、順次「新たな生活と仕事」のスタイルを構築する。

ICT・AI等の導入は、人口減少や施設の老朽化、自然災害の頻発・激甚化が進むなか、ICTやAIなどによって、事業の生産性や危機管理能力を向上させるとともに、お客さまサービスを向上させることを目的としている。
 目的の達成に向けて、上下水道局に「ICT活用タスクフォース」を設立し、ICTイノベーション推進室や民間事業者と連携のうえ、実証実験や検証を行う。効果が確認された場合は速やかにICT等を導入する。

 新たなビジョンと新たな運営形態の構築は、人口減少が進むなか、水道と下水道の基盤を強化し、将来にわたり持続可能な水道・下水道サービスを次世代に引き継ぐことを目的としている。
 目的の達成に向けて、超長期のアセットマネジメント計画を策定し、投資財政計画を立案のうえ、新たなビジョンの策定を進める。また、課題解決に向けて新たな運営形態を検討する。

 水道の広域化の推進は、人口減少による収益減少や施設の更新費用の増加、災害の発生確率の上昇などの課題に対し、府内全体で取り組み、水道の基盤を強化することを目的としている。
 目的の達成に向けて、「府域一水道に向けた水道のあり方協議会」等の会議で、府域水道事業の全体最適の具体化について検討するとともに、大阪市や大阪広域水道企業団など周辺事業体との水平連携を積極的に進める。

 災害対策の推進は、大規模地震や集中豪雨、新型コロナウィルス感染症との複合災害などによる市民の被害を、最小限に抑えることを目的にしている。
 目的の達成に向けて、施設の耐震化や浸水対策を進めるとともに、19大都市や民間企業などと連携した訓練を実施し、BCPやマニュアルを常時、見直すことで、初動対応や受援体制を強化する。

 組織体制の強化は、精鋭人材による適正・的確な事務執行のもと、将来にわたり、安定的に水道と下水道のサービスを提供することを目的にしている。
 目標の達成に向けて、「上下水道局版内部統制」により業務・財務両面でのリスク管理の強化を図るとともに、職員が行うべき様々な業務をより高いレベルで遂行できるよう、ICTを活用したナレッジマネジメントによる技能継承、研修の強化・拡充など、職員一人ひとりの資質・能力を高める「精鋭化」に取り組む。

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このページの作成担当

上下水道局 経営企画室 危機管理・広報広聴担当

電話番号:072-250-9208

ファクス:072-250-6600

〒591-8505 堺市北区百舌鳥梅北町1丁39番地2

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