オーガニックビレッジへの取組
更新日:2024年5月24日
オーガニックビレッジ宣言
堺市有機農業実施計画の策定に伴い、令和6年5月23日に「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。
堺市は人口約81万人を擁し、市域面積のうち70%以上を市街化区域が占める都市でありながら、大阪府内1位の総農家数や耕地面積、農業産出額を持つ農業が盛んな都市でもあります。
本市は、国の「みどりの食料システム戦略」の趣旨を踏まえ、有機性資源を有効に利用した土づくりを基本に、化学肥料や化学合成農薬に過度に頼らない環境に配慮した農業の普及により、持続可能で地域に根差した都市農業を振興します。
堺の農業の基本姿勢である「地産地消の推進」とあわせて取り組むことで、「おいしい」農産物と「楽しい」食を生み出す「美しい」農空間の実現をめざし、ここに「オーガニックビレッジ」を宣言します。
令和6年5月23日
「オーガニックビレッジ」とは
オーガニックビレッジとは、有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組を進める市町村のことです。
本市は、令和5年度から国の「みどりの食料システム戦略」の「有機農業産地づくり推進事業」に取り組んでいます。
堺市南区では、集団で酪農経営を行う堺酪農団地(市HPへリンクします)などで乳牛が飼育され、同時に牛ふん堆肥も生産されています。オーガニックビレッジの取組として、地域内資源である堆肥の活用と、化学肥料に過度に頼らない農業への転換を推進するため、関係機関や農業者と試験栽培を行っています。
この取組を通じて「堺市有機農業実施計画」を策定しました。今後は計画に基づき、引き続き環境に配慮した農業の普及・発展を通して、持続可能な都市農業の実現をめざします。
「みどりの食料システム戦略」とは
持続可能な食料システムの構築に向け、中長期的な観点から、調達、生産、加工流通、消費の各段階の取組とカーボンニュートラル等の環境負荷軽減のイノベーションを推進するために国が策定した戦略のこと。
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