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女性就労モデル事業

更新日:2023年11月15日

「マミクリさかい」事業者によるアドバイスや子育て世代の女性の意見を得て、女性雇用のための取組を行った企業の情報を発信します。

  • マミクリさかい参加者と企業との交流会、企業見学会を実施

令和4年度取組事例の紹介

新日本工機株式会社 様
課題

・製造業なので女性が活躍できる職場かわからない。
・ハローワークで掲載しても社名からどういった事業内容かわからない。
・現場で活躍する女性社員が増えない。

取り組み内容

・求人情報誌やサイトだけでは分からない情報を公開していくこと

〇 おしゃべり会やサークルに対して、ママ向きの求人チラシを作り配布。

〇 ママが働ける部署を抽出し、紹介することで双方ミスマッチの防止。

〇 パート入社から社員までのステップを明確にしてキャリアアップを提示。

・工場見学会の実施

〇 資料から興味を持っていただいた方に対して、工場見学会を実施。

〇 働く環境と実際にそこで働く社員からコメントをもらうことでより働くイメージをつくってもらう。


成果

・情報誌・ハローワーク等ではアプローチ出来ない層にアプローチできた。
・選考1人→採用(5月入社)

感想

・職種からは難しそうと想像される仕事も見学することでハードルが下がり採用につなげることができた。

・出産後も働けて、その後も長く働ける環境をPRできた。
・今回の採用の他にも女性が活躍できる職場は多くあり、この取り組みを今後も継続することで、地域の方にもっと認知してもらう企業を目指したい。



株式会社カネシゲ刃物 様
課題 課題というよりは、今後の子育て中のママの働き方を一緒に開拓。
取り組み内容 まずは現在一人いる子育て世代の社員さんのヒアリング、その後どのような仕事が子育て世代に出来るのかを考えて頂いた。結果、子育て世代に人気の在宅ワークを軸に採用活動を進めていった。
成果

在宅ワークに興味があるママが思ったより多く、今後に期待。

またモノづくりに興味があるママをもっと発掘していきたい。
感想

・今回の企画では、参加者の皆さんにこのような内容をお伝えさせて頂きました。
「かつて一般企業に勤めていた時に感じた、働き方についての大きな違和感(忙しくてもそうでなくても遅くまで帰れない雰囲気や、『有給休暇』なんて言葉にすることすら許されない空気感など)」
「現在の会社経営においては、その時の違和感を全て取り払っていること」
社外の方にこのようなお話をさせて頂くのは今回が初めてでしたが、思いのほか参加者の皆さんが熱心に耳を傾けて下さったことで、たくさんの方が働きやすい環境に憧れていることを強く感じたのと同時に、会社経営においての自信にもつながったように思います。
・また、(第3回「働コミ」)セミナーの際に副市長が仰っていた『(子育て中の)女性に優しい企業は、誰にとっても優しい企業』という言葉がとても印象的でした。

・社員が持てる力を存分に発揮できるように、これからも当事者全員がリラックスできる会社作りを追求していきたいと思います。



セッツ株式会社 様

課題

・臨海エリア特有の通勤のしづらさで採用が困難。特に保育園の送り迎えのあるママにとっては通勤を理由に採用が難しい。
・製造業の採用は難しい。

・ママが働きやすい環境をつくるには?
取り組み内容

・通勤に関する交通事情を(時刻表等も)細かく確認し、無料シャトルバスや民間タクシーの利用など、しっかり就職希望者に伝わるように情報を提供するようにした。
・社内で当たり前化している良い所を就職希望者に伝わるように工夫した。(食堂・コーヒーマシンなど)

・マミクリさかいサークルでのママの本音に対して、出来ること・出来ないことの選別をし、今後の社内体制を整えた。
成果 ・1人 7月18日入社
感想

・これから働くママ達の制度や社内での取り組みを増やしていきたかったので、コンサルティングで聞いた中ですぐに解決出来ることを取り組み、その結果、すぐに応募者も出たことはとても良かった。(就労証明等の書き方、月64時間勤務の就職の件等)
・応募した方も社内での取り組みや社風などを実際に感じる事で入社への意欲が湧いてきたので実際に見てもらう事の大切さを実感。
・子育てや介護などライフステージが変わることで出てくる様々な家庭の事情で、就業意欲はあるのにフルタイムで勤務できない方にも働いていただきたくて、現状でできる限りの社内調整をいたしました。扶養枠内の短時間勤務者は初めてのケースですが、これを足掛かりに今後の採用を検討していきたいと考えています。
・社内で新しい勤務スタイルの人を受け入れるにあたり、どの様なことが起きるか分からなかった。所属部署への事前の根回しや理解をもらうために人事部として動いた。

■雇用形態:パート

■勤務時間:9時~13時、週4日勤務

■受入れ部署:受注業務(事務)

※午前中に商品の発注があり、午前中の仕事がボリュームのある部署
半日勤務の受け入れは初めて。
派遣社員がやっていた業務のところに今回直雇用で入社し仕事を引き継ぐ。最初は派遣社員の方に仕事を教わり、引き継ぎをした。

・最初は仕事のブランクがあったので慣れるので大変そうだったが、徐々に慣れてきている。将来的には1つの業務を短時間勤務の方々でワークシェア出来る体制を取っていきたい。今回はその初めの一歩。3カ月、6カ月という区切りごとに改善点を見つけて進めていきたい。

入社した方のお話

・通勤問題は最初から分かっていましたが、慣れるまでは大変だった。幼稚園に送ってからそのまま毎日出社している。初日は駅から会社までのシャトルバスの乗り方も心配でしたが、人事部の方が初日は同行してくれて一緒に出社するというサポートの手厚さに感謝。帰りは会社のバス13:14(南海バス13:40分)で帰宅。
・ゆくゆく長時間で働きたいと思っている。お迎えがあるうちは、大変ですが今の環境で頑張っていきたい。
・おかげさまで、短時間の仕事に出会えて本当に良かったです。
・午前中が忙しい部署で、更にブランクがあったため、思っている以上に追いつくのが大変だった。でも子育てだけしている時に比べて生活にメリハリがつき、家の事も効率よくやろうと考えるようになった。

・おしゃべり交流会等で言っていた、急に熱が出た等ですぐに帰らなければいけない時にタクシーチケットを使えるのだが、頂いたがまだ使っていない。現在は社員2人の方に様々な業務を教わったり、相談できる環境があり、子育て中という事も理解頂きながら働いている。

このページの作成担当

産業振興局 産業戦略部 雇用推進課

電話番号:072-228-7404

ファクス:072-228-8816

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