2022年5月

　コロナ禍により3年ぶりの集合開催となった「堺市美原防犯委員会総会」が、アルテベルホールで行われ、来賓として挨拶させていただきました。
　美原区防犯委員の方たちは、日頃から子どもたちの見守り活動や高齢の方へのお声かけなど、安全安心のまちづくりのために積極的に取り組んでおられます。子どもや女性、高齢者を狙った犯罪が後を絶たない状況下で、これほど心強いことはありません。今後とも防犯委員の方たちとの連携を密にしながら、防犯にかかる取り組みを進めていきたいと思います。
　総会の後半では、黒山警察署の生活安全課長より「昨今の犯罪情勢等について」と題して、年々巧妙化・複雑化する特殊詐欺の事例を中心に、ご講話いただきました。実際に録音された犯人と被害者の会話は臨場感があり、犯人に誘導されながらATMで被害者が騙されていく様子が手に取るように分かり、恐怖を感じました。区役所からの還付金電話は「詐欺」であることが多いですので、皆さんもお気をつけください。
　最後に、兼任している堺市美原区赤十字社の地区長として、赤十字活動に対するお礼と献血、募金のご協力をお願いしました。また、ウクライナ人道救援金については、5月6日時点で日本赤十字社にて38億円以上を受け付けております。現在もウクライナ各地で戦闘は続いており、多数の死傷者が報告されています。皆様からの引き続きのご支援をぜひよろしくお願いいたします。

　コロナ禍の影響により、3年ぶりの開催となった、「農芸高校ふれあい動物園活動」に伺いました。活動の再開を待ち望んでいた親子連れがたくさんお集まりになり、大変盛況でした。
　目の前にいる動物の大きさに驚き、餌やりに四苦八苦して中には泣き出す子どももいましたが、それを見守る保護者や飼育をしている生徒たちに励まされて、最後には何度もトライしている姿がかわいらしかったです。
　私自身も久しぶりに動物とふれあいましたが、あたたかなぬくもりや表情に癒やされ、ほんわかした気持ちになりました。生徒から「アルパカは首をさわってあげると喜ぶんです。」「ヤギの角はさわるとびっくりして危ないですよ。」など様々な特徴を教えていただきました。生徒たちに動物の世話や学校生活のことを尋ねると、「学校は楽しい！動物の世話は大変だけどおもしろい。やりがいがある。」との心強い言葉が返ってきました。
　お越しになられた方や生徒たちは、どなたも笑顔でいきいきとされており、大変有意義な活動だということを実感しました。本活動を企画・運営された先生や生徒の皆さん、本当にご苦労さまでした。来年も開催されることを楽しみにしています。