市民(消費者)ができること
更新日:2025年3月11日
プラスチックごみの削減に向けては、まず、使い捨てプラスチックの使用を減らすことが最も重要です。日々の生活の中で「できること」から少しずつ行動しましょう。
日常生活から心がけよう!
「マイ○○」を持とう!
(1)マイボトルを利用しよう!
マイボトルを利用することで、ペットボトルなどの使い捨てプラスチックの使用を抑えることができます。最近は、マイボトルに飲料を提供してもらえるコーヒーショップや、飲料水を給水できるスポットなどもあります。また、本市の堺エコライフポイント事業においても、対象店舗で「飲料購入時のマイボトル利用」をすると堺エコライフポイント200ポイント獲得することができます。
※マイボトルを利用できるお店の検索はこちら(外部リンク/関西広域連合「マイボトルスポットMAP」)
※堺エコライフポイント事業についてはこちら
(2)マイバッグを持参しよう!
マイバッグを携帯し、スーパーやコンビニエンスストア等で買い物をする際、レジ袋を辞退しましょう。最近では、レジ袋を有料販売しているお店が多数あるため、マイバッグを利用することで、環境だけでなく、家計にもやさしくなります。
(3)マイカトラリーを持とう!
コンビニエンスストア等で食事を購入して食べる場合、マイカトラリーを用意しておくことで、使い捨てのプラスチック製のカトラリーをもらう必要が無くなります。また、堺エコライフポイント事業において、対象店舗で「カトラリー類の配付辞退」を行うと堺エコライフポイント100ポイント(一部店舗では、150ポイント)獲得することができます。
※カトラリーとは、食卓で使うフォーク、スプーンなどの総称です。
※堺エコライフポイント事業についてはこちら
コップで直接飲もう!
紙パック入り飲料を購入した際、使い捨てのプラスチック製ストローがついてくることがありますが、家や職場などでコップに入れて飲む場合や容器から直接飲む場合は、レジで断るようにしましょう。
また、飲食店のドリンクバーやコンビニエンスストアでコーヒー等を購入した際、使い捨てのプラスチック製ストローが置いてある場合がありますが、使用せずコップで直接飲むようにしましょう。
洗濯する時にひと工夫してみよう!
衣服を洗濯した時などに出る合成繊維などの繊維くずが下水処理で処理しきれず、マイクロプラスチックとなってそのまま川や海に流出してしまうことがあります。洗濯時のひと工夫が衣服を長持ちさせ、環境を守ることにもつながります。
(1)洗濯ネットを使おう!
基本の洗濯表示に従い、洗濯ネットを使用して洗濯すると、生地が傷みにくくなり、繊維くずも出にくくなります。洗濯ネットの中でも、より細かい網目(0.05mm)のものが、マイクロプラスチックの流出防止に効果的です。
(2)フィルターをこまめに掃除しよう
洗濯機の糸くずフィルターなどにたまった繊維くずは、こまめに掃除し、ゴミ箱に捨てましょう。マイクロプラスチックの原因である繊維くずの流出を防ぐだけでなく、ぬめりやカビの防止にもつながります。
人工芝を適切に使おう!
人工芝はスポーツ施設や学校、家のベランダなど様々な場所で使われています。しかし、長期間の使用等による劣化や不適切な管理等によってマイクロプラスチックが発生することがわかっており、適切に管理しながら使うことが求められています。掃除機や粘着クリーナーでこまめに掃除したり、芝が折れ始めた人工芝は新しいものに交換しましょう。
商品を買うときには
プラスチック製容器包装の少ないものを選ぼう!
同じ商品でも、メーカーや販売店によって、プラスチック製容器包装の種類や程度は様々です。プラスチック製容器包装の少ないものやプラスチック代替素材を使った容器包装のものを買うことは、プラスチックごみを減らすことにつながります。買い物をする際などに、プラスチック製容器包装の量にも注目してみましょう。
※プラスチック代替素材:紙パック、バガス容器、竹、シリコンなど
天然素材でできたスクラブ剤を使おう!
洗顔料やハンドソープ、歯磨き粉などのスクラブ剤としてマイクロプラスチックが使用されていることがあります。国内の洗剤・化粧品メーカーでは、プラスチック性スクラブの使用を中止し、天然由来の素材で作られた環境にやさしいスクラブを配合するなどの対応をおこなっています。環境にもからだにもやさしい天然素材でできたスクラブ剤を使いましょう!
詰め替え商品を積極的に使おう!
洗剤やシャンプー、ボディソープなどがなくなってしまった時は、商品本体を購入し新しく買い替えるのではなく、詰め替え商品を購入し、容器に補充しましょう。また、詰め替え商品の方が安いことが多いので、経済的にもメリットがあります。
プラスチックごみを捨てるときには
使い捨てプラスチックは、製品の安全・安心の確保や、私たちの便利な生活に欠かせないものです。必要な使い捨てプラスチックは「無理して減らす」必要はありませんが、使用したものについては、「正しく捨てる」ことが大切です。使い捨てプラスチックを使うとき、捨てるとき、海と海の生き物のことを思い浮かべてみてください。
ポイ捨ては、絶対にやめましょう!
まちなかでポイ捨てされたプラスチックごみは、風や雨で流され、川から海へと入り込む可能性があります。プラスチックに限らず、ごみをポイ捨てすることは絶対にやめましょう。
ごみは決められた区分に従い、分別して捨てましょう!
家庭から発生したプラスチックごみは、市の分別区分に従い、正しく捨てましょう。堺市では、プラスチック製容器包装(商品が入っていた容器や商品を包んでいた包装で、プラマークの付いているもの)を資源として分別収集しており、それ以外の製品プラスチック(おもちゃ、ハンガーなど)は、生活ごみとして収集しています。分別されたプラスチック製容器包装は、物流パレットなどにリサイクルされます。
ペットボトルを有効活用しよう!
堺市と包括連携協定を締結している株式会社セブン-イレブン・ジャパンが、大阪府内初の取組として、資源の有効活用等を目的に、 市内のセブン-イレブン店舗(一部店舗除く)にペットボトル回収機が設置しています。使用済みのペットボトルのキャップとラベルをはずし、中を軽くゆすいで、ペットボトル回収機に投入してください。回収されたペットボトルは新たなペットボトルに再商品化(ボトル to ボトル)されます。
※使用方法や設置店舗についてはこちらからご確認ください。
河川や海岸などの清掃活動に参加してみよう!
堺市内では、国、大阪府、堺市などにより、様々な河川や海岸の清掃キャンペーン等が行われています。また、地域や企業等の単位でも、自主的に清掃活動に取り組まれている場合があります。
河川や海岸だけでなく、まちなかの清掃活動でも、海洋プラスチックごみを減らすことにつながります。海と海の生き物を守る清掃活動に、積極的に参加してみましょう。
大和川・石川クリーン作戦
(出典:大阪府ホームページ)
その他の清掃活動
その他の清掃活動等の開催情報については、ごみゼロアクション(大阪府ホームページ)をご覧ください。
堺市で開催された清掃活動の様子
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