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ボイラ・省エネアドバイザー派遣事業でのアドバイス事例

更新日:2020年3月31日

 ボイラ・省エネアドバイザー派遣事業では、ボイラに特化した省エネアドバイザーを派遣します。派遣先のボイラの電流・圧力を1週間24時間連続測定し、ボイラ運転効率や負荷率を計測し、得られた結果に基づき、運用改善の手法や負荷率に対応した高効率ボイラへの更新効果等についてアドバイスを行います。
 ここでは、これまでに実施してきたアドバイスの内容や事例について紹介します。

ボイラにおける事例

見える化による運転状況の把握

・本事業では、ボイラの電流・圧力を1週間24時間連続測定し、ボイラの運転状況を見える化します。見える化することで、現在の運転状況が最適かどうかがわかります。

・今回の蒸気ボイラの診断では、発停回数が多く、発停ロスが約4%ありました。
・これは現状の運転状況では、ボイラ能力が過大となっていることを示す結果となり、こうしたケースは少ないとは言えず、現状のボイラの運転状況を把握することは重要です。

タイマー制御によるスケジュール運転の活用

・連続運転を行っている場合、全く温水を使用しない時間帯に放熱分の追い炊きを行っている場合があります。全く温水を使用しない時間帯や負荷が比較的低い時間帯にタイマー制御を活用して運転を停止することで、燃料を削減することができます。

温水・蒸気配管(バルブ)の断熱化

・保温がされていない露出配管からは放熱による無駄が生じています。本派遣事業では、必要に応じてサーモグラフィを用いて露出部の表面温度を測定し、放熱損失を試算します。これらの箇所に保温カバー等を使用することで、放熱損失を低減することができます。

・今回の診断では、配管への保温措置はされているものの、特にバルブ類に保温されていないケースが見受けられました。
・配管だけでなくバルブ類の保温等も重要となります。

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このページの作成担当

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