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空気圧縮機・吐出圧力のチューニングによる省エネ事例

更新日:2022年3月15日

 空気圧縮機(以下、「コンプレッサー」という。)の吐出圧力を0.1MPa下げることで、消費動力が約7%省エネになります。
 ここでは、コンプレッサーの吐出圧力を調整する省エネ対策の内容と事例を紹介します。

吐出圧力のチューニング(最適化調整)による省エネ対策

 使用するエア駆動機械の使用圧力を調べ、コンプレッサーの設定圧力を最適な吐出圧力に調整(以下、「チューニング」という。)することで省エネになります。
 吐出圧力のチューニングを希望される場合は、「無料 空気圧縮機・省エネアドバイザー派遣事業」よりお申し込みください。
 主なチューニング作業の流れは次のとおりです。

チューニング作業の主な流れ

令和元年度

令和元年度の派遣先は2件です。
 派遣先のコンプレッサーについて、最適な稼働状況となるよう設定圧力をチューニングしました。その省エネ効果を試算した結果が下記のとおりです。

 今回の派遣先では、インバーター機と一定速機が同時に容量制御を行っており、効率の悪い稼働状況でした。低負荷時は一定速機を停止してインバーター機のみが稼働し、高負荷時に一定速機が全負荷運転するように設定圧力を調整することで、無駄なアンロード運転が低減され省エネになります。(事例No.4参照)

制御方式別 チューニングによる削減効果

平成30年度

平成30年度の派遣先は3件です。
 派遣先のコンプレッサーの吐出圧力についてエア駆動機械の使用圧力を基に、低減幅を検討し、コンプレッサーの設定圧力をチューニングしました。その省エネ効果を試算した結果が下記のとおりです。


 今回の派遣先3件についてはすべて定格(最大)吐出圧力で使用していました。
 また、比較的新しいコンプレッサでは操作パネルの操作性が向上しており、複雑な作業を必要とせず、パネル上で簡易に圧力設定することができます。

 下記、3事例の詳細については、以下をご参照ください。

制御方式別 チューニングによる削減効果

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