令和2年度ダイオキシン類に係る設置者測定結果の概要
更新日:2021年8月1日
1.報告状況
(1)大気基準適用施設の排出ガスの測定結果
大気基準適用施設39施設のうち、休止等の施設を除いた測定・報告の義務のある施設は31施設であり、すべての施設から測定結果の報告がありました。
特定施設の種類 | 測定・報告対象施設数 | 報告施設数 |
---|---|---|
製鋼用電気炉 | 5 | 5 |
アルミニウム合金製造用溶解炉 | 6 | 6 |
廃棄物焼却炉 | 20 | 20 |
合計 | 31 | 31 |
(2)水質基準適用施設の排出水の測定結果
水質基準適用14事業場のうち、測定・報告の義務のある事業場は3事業場であり、すべての事業場から測定結果の報告がありました。
特定施設の種類 | 測定・報告対象事業場数 | 報告事業場数 |
---|---|---|
廃棄物焼却炉の廃ガス洗浄施設・ 湿式集じん施設・灰の貯留施設 |
1(1) | 1(1) |
下水道終末処理施設 | 2 | 2 |
合計 | 3(1) | 3(1) |
備考) ( )内は瀬戸内海環境保全特別措置法による許可事業場数で、内数である。
(3)廃棄物焼却炉に係るばいじん及び燃え殻
廃棄物焼却炉に係る測定・報告の義務のある施設は、ばいじんについては15施設であり、燃え殻については14施設です。ばいじんおよび燃え殻にについて、すべての施設から測定結果の報告がありました。
特定施設の種類 | 測定・報告対象施設数 | 報告施設数 | |
---|---|---|---|
廃棄物焼却炉 | ばいじん | 15 | 15 |
燃え殻 | 14 | 14 |
2.排出基準適合状況について
(1)大気基準適用施設
廃棄物焼却炉等の排出ガス中の濃度は、最大 1.4 ~ 最小 0(ng-TEQ/立方メートル)であり、すべて排出基準に適合していました。
特定施設 | 測定結果(ng-TEQ/立方メートル) | ||
---|---|---|---|
最大 | 最小 | ||
製鋼用電気炉 | 1.4 |
0.0055 | |
アルミニウム合金製造施設 | 0.38 | 0.019 | |
廃棄物焼却炉 | 4トン/時間 以上 | 0.024 | 0 |
2トン/時間 以上 4トン/時間 未満 |
0.015 |
0.013 |
|
200キログラム/時間 以上 2トン/時間 未満 |
0.017 | 0.0014 |
|
200キログラム/時間 未満 | 0.66 | 0 |
(2)水質基準適用事業場
下水道終末処理施設等の排出水中の濃度は、最大 0.042 ~ 最小 0.00020(pg-TEQ/リットル)であり、すべて排出基準に適合していました。
特定施設 | 測定結果(pg-TEQ/リットル) | |
---|---|---|
最大 | 最小 | |
廃棄物焼却炉の廃ガス洗浄施設・湿式集じん施設 | 0.042 |
|
下水道終末処理施設 | 0.00041 |
0.00020 |
(3)廃棄物焼却炉に係るばいじん及び燃え殻
ばいじん濃度は最大 0.95 ~ 最小 0.014(ng-TEQ/グラム)であり、処理に係る基準に適合していました。
燃え殻の濃度についても、最大 0.27 ~ 最小 0(ng-TEQ/グラム)であり、処理に係る基準に適合していました。
特定施設 | 測定結果(ng-TEQ/グラム) | ||
---|---|---|---|
最大 | 最小 | ||
廃棄物焼却炉 | ばいじん | 0.95 | 0.014 |
燃え殻 | 0.27 | 0 |
3.今後の対応について
大気、水質およびばいじん・燃え殻に係る排出基準等に適合している事業所について、引き続き施設等の維持管理の徹底等を指導します。
4.測定結果の縦覧について
各事業場の測定結果については環境対策課窓口のほか、当ホームページでもご覧になれます。
このページの作成担当
環境局 環境保全部 環境対策課
電話番号:(大気環境係・生活環境係・水質環境係)072-228-7474、(排出事業者係・処理業係)072-228-7476
ファクス:072-228-7317
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館4階
このページの作成担当にメールを送る