「生きごみさん」作り方・育て方(2)~ステップ!育てる~
更新日:2019年6月19日
ホップで作成した分解床に生ごみを投入しましょう。
生ごみの投入方法
2回目
分解床に前回とは違う場所に穴を掘り、そこへ生ごみを入れ、やさしく土をかぶせる。前回ごみを投入した場所へ、スコップを立てて数か所ザクザクつつき、空気を適度に入れる。
3回目
投入1回目の場所に穴を掘り、生ごみを入れて、やさしく土をかぶせる。
1回目のごみが残っていても、気にしない!
前回ごみを投入した場所へ、空気を適度に入れる。
4回目以降は以上の動作を繰り返す。
投入から1週間ごと
箱全体をまんべんなくかき混ぜ、水を最初の湿り具合を保つよう、水を適量加える。
土の中からごみが表面に出てきたら、やさしく土をかぶせておく。
夏場は1カ月、冬場は2カ月で堆肥のもとに!
ポイント
ポイント3~生ごみの初投入時には~
箱のフタを開けたときに、温度の上昇(もわっとした空気)が確認できたら、生ごみ投入を開始しよう!
温度の上昇を強く感じるのは一日だけです。
ポイント4~どんな生ごみがいいの?~
【入れられる物】
調理くず
例)野菜・果物の皮やヘタ、火を通した肉の脂、魚のアラ
食べ残し・期限切れの食材
腐った物、イヤな臭いのする物は避けましょう。
その他
例)お茶ガラ、コーヒーかす、発酵食品(ヨーグルトや納豆など)、ジュース、お菓子
【入れられるが、分解が遅い物】
堅い物
例)甲殻類のカラ、卵のカラ
種は堅い種皮で覆われており、分解できないので避けましょう。
水分の少ない物
例)玉ねぎの皮
大きな物
例)キャベツの芯そのまま
できるだけ小さく切ったり、ちぎったりすれば大丈夫です。
【入れられない物】
塩分の多い物
例)ぬか漬け用の塩の入ったぬか床、漬物
大きな骨、貝殻、草・葉・枝
分解されず、箱からあふれてきます。
腐った物
生の肉・魚
湯通し、レンジでチンすれば大丈夫です。
ポイント5~投入できる生ごみの量は?~
1日1回、300~500g(排水溝の網カゴ1杯分)を目安にしてください。
あまり多く投入しすぎると、分解が追いつかなくなってしまうので注意しましょう。
ポイント6~生ごみの分解が進みにくいときは?~
冬場など、気温が低く、分解が進まないときは、次の物を入れてみましょう。
《米ぬか》一つまみ、分解床に加える。
米のとぎ汁を加えても同じ効果があります。
《廃食油》1回につき、500mlのペットボトルの半分程度を分解床にまんべんなくかけ、混ぜる。
サラダ油などの食用油に限ります。
