土砂災害対策
更新日:2025年5月21日
大雨により土砂災害の危険性が高まった場合には、大阪府と気象台が共同し、土砂災害警戒情報を発表します。
日ごろから気象予報に注意し、土砂災害に対する備えや避難場所などを確認しましょう。
新たな「土砂災害の発生のおそれのある箇所」の公表について
近年、全国的に土砂災害警戒区域外での土砂災害の発生が報告されています。
これを受けて、国は令和2年に「土砂災害防止対策基本方針」を変更し、高精度の地形情報等を用いて新たな「土砂災害の発生のおそれのある箇所」の抽出に努める旨を追加しました。
大阪府は、この国の方針に基づき、新たに府内で4,250箇所の「土砂災害の発生のおそれのある箇所」を抽出しました。
今後、府により土砂災害防止法に基づく抽出箇所の基礎調査が実施され、被害が想定される区域が明らかになれば、土砂災害警戒区域等の指定を行いますが、調査完了には相当の時間を要することから府民の皆様に土砂災害への「日頃の備え」をしていただくことを目的として、調査予定箇所として公表されました。
堺市では新たに75箇所(急傾斜地:52箇所、土石流:23箇所)が新たな「土砂災害の発生のおそれのある箇所」として公表されました。
既存の土砂災害警戒区域と併せて確認し、いざという時には早めの避難行動をとるように心がけてください。
新たに公表された箇所や詳細につきましては大阪府のホームページで閲覧できます。
新たな「土砂災害の発生のおそれのある箇所」の公表について(大阪府のウェブサイト)
堺市土砂災害ハザードマップ
堺市域において大阪府が調査した「土砂災害危険箇所(H15年3月)」及び「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(土砂災害防止法)」に基づき、令和3年4月までに告示した土砂災害警戒区域等を掲載しています。
平成29年台風21号に伴う土砂災害
大阪府では、平成29年台風21号の北上に伴う本州南岸の前線や台風を取り巻く発達した雨雲の影響で、10月21日朝から雨が降り始め、22日昼頃から23日深夜にかけて暴風を伴った大雨となりました。堺市内で観測された雨(アメダス堺データ)は、22日の日降雨量が206ミリと観測史上最大となり、10月22日12時50分に発表された土砂災害警戒情報は、24日20時40分に解除されるまで2日半を要しました。
この台風の影響により、本市が管理する道路や公園などが被害を受けましたが、中区及び南区内の個人所有の土地においても被害が生じました。
特に、南区では土砂災害警戒区域等に指定されていない箇所でも多数の被害が発生しました。
大雨時には、土砂災害警戒区域内外に関わらず、がけから「湧き水が増える」「小石が落ちる」「ひび割れが入る」等といった土砂災害の前兆現象に、十分ご注意ください。
土砂災害の前兆現象にご注意ください。
急傾斜地崩壊対策
土砂災害(特別)警戒区域のうち、大阪府が実施する急傾斜地崩壊防止工事により、利益を受ける方が工事に要する費用の一部を負担する額を市が全額助成します。
(詳しくは河川水路課までお問い合わせ下さい。)
関連リンク
※本市における指定総数
土砂災害警戒区域 142箇所
うち、土砂災害特別警戒区域 141箇所
堺市では災害に備えて、地震や風水害の災害種別毎に避難所を指定しています。
近くの指定避難所を確認してください。
このページの作成担当
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電話番号:072-228-7418
ファクス:072-228-7868
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