ごみ収集車のごみから出火!!
更新日:2024年4月8日
堺市消防局管内で、ごみ収集車の火災が毎年発生しています。
このような火災が発生すると、隣接する住宅や収集車、ごみ処理施設に被害が及ぶだけでなく、収集する作業員の方や周囲の方々の人命に関わる重大な事故につながる恐れがあります。また、収集時間が遅れることはもとより、収集したごみを車両から排出し消火作業を行うため、近隣にお住いの皆様に影響が出ることも考えられます。
このような事故を未然に防ぐために、今一度、ごみの分別と適正な排出ルールについてご確認していただき、火災予防にご協力ください。
ゴミ収集車の火災原因は?
ゴミ収集車の火災の多くが、ごみの収集作業中に発生しています。
スプレー缶などのカセットボンベや使い捨てライターは、最後まで使い切らないまま他のごみと同じ袋に入れて出すと危険です。中身が残っていると、ごみ収集車の中でガスが漏れたり金属同士が摩擦したりして火花が飛び、その火花が周囲のごみに燃え移って、火事になることがあります。
また、生活ごみ、資源ごみに混入したモバイルバッテリー、 スマートフォンなどに使用されているリチウムイオン電池にも火災危険があります。ごみ収集車の中でリチウムイオン電池が圧縮されると内部でショートし、火事になることがあります。
このようにご家庭などから出るゴミの分別が適切でないことが、ゴミ収集車の主な火災原因となっています。
ゴミ収集車の荷箱内に見つかったスプレー缶等
破裂後のモバイルバッテリー
ごみ出しの際に注意すること!
スプレー缶やカセットボンベは使い切り、穴は空けない!
スプレー缶やカセットボンベは中身を必ず使い切り、穴を空けずに廃棄してください。
ガスを抜く際は、必ず火気のない風通しの良い屋外で行ってください。
適切に処分をしない場合、爆発の危険があります。
他の小型金属と別袋に!
他の小型金属とは分けて別袋に入れ、「スプレー缶」と貼り紙でわかるように表示してください。
スプレー缶やカセットボンベは穴を開けずに出してください!(堺市環境局)
小型金属のごみ収集日に出す!
スプレー缶やカセットボンベは、市によって定められている小型金属(家電製品を除く)の収集日に出してください。
※缶、びんの収集日にはスプレー缶等は出せません。
不要になったリチウムイオン電池等は正しく廃棄!
リチウムイオン電池による火災を防ぐためには、正しく廃棄することが必要です。リチウムイオン電池を使用したモバイルバッテリー等の製品は、一般ごみではなく、指定された方法により廃棄してください。詳しくは、下記リンク先にある小型充電式電池の廃棄方法をご確認下さい。
粗大ごみ(有料)・不燃小物類/小型充電式電池類(無料)【申込制】(堺市環境局)
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消防局 予防部 予防査察課
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