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【開催しました】第2回音読教室「読む・詠む・語る」【中図書館・令和8年3月18日】

更新日:2026年3月25日

令和8年3月18日(水曜)に中図書館で令和7年度第2回音読教室「読む・詠む・語る」を開催しました。
参加者のみなさんのほか、講師や大学生、ボランティアなど、協力していただいた多くの方とともに、もりだくさんのプログラムで、第1回目に続き、あっというまの2時間でした。

当日プログラム

当日の様子

アイスブレイク「みなさんの自己紹介・好きな詩の紹介など」

参加者のみなさんで、自己紹介とともにおすすめの詩などを紹介し合いました。
これまでを振り返り、日々の生活の中で感じたことや詩から感じた思いを語りました。
絵本を持参し、読み聞かせした方もありました。
参加者のみなさんが紹介された詩は、こちらです。

音読教室「声に出して語ることの良さ」

浅香山病院 言語聴覚士の上野雅広さんから、声を出す仕組みと音読の良さや「聞き取りやすい声」に変える練習法を学びました。

浅香山病院リハビリテーション部発行「リハビリ通信」で、「言語聴覚士」のお仕事についてわかりやすく紹介されています。

みんなでわらべうた、音読

みんなでわらべうた

中図書館を中心に活動しているボランティアグループ「わらべうたの会こまめ」のメンバーの実演に続き、皆さんで発声します。
今回は、
季節のわらべうた「たけのこめだした」(『いっしょにあそぼうわらべうた 5歳児クラス編』などに掲載)
てあそびもまじえたわらべうた「かたどん ひじどん」(『日本わらべ歌全集 8 埼玉神奈川のわらべ歌』柳原書店より)
の2曲を、参加者の方にも声を出してもらいながら、動作もまじえて楽しみました。
詳細は当日プログラム(PDF:482KB)をご参照ください。

みんなで音読

詩人・北原白秋の代表作のひとつ「五十音」。
「あめんぼ あかいな あいうえお」から始まる詩は、タイトルの「五十音」や北原白秋を知らなくても、聞いたことがあるはずです。
参加者の皆さんは、「五十音」を丁寧に声に出して、全文を読み上げました。

『五十音』北原白秋/詩 高畠純/絵 光村教育図書

ミニ講座「語りとつながり」

大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻准教授の山川みやえさんから、
語ることで、人を理解し、関係をつくり、孤立を防ぐということについて、ケアの場面での事例などを用いてお話しいただきました。
「語ること」の重要性と「つながり」の大切さを学んだひと時でした。

参加者から紹介された詩

参加者から紹介された詩

詩の作者・タイトル
【かっこ内は掲載資料】

詩の冒頭や紹介された方が特に印象を語られた部分を掲載します

城山三郎「魅力は何か」
(『少しだけ無理をして生きる』『逆境を生きる』新潮社

魅力を作っているものは、初心というものなのです・・・
[おすすめエピソード]初心を忘れずに仕事でも、プライベートでも大事にしたい。初心を忘れないようにしていきたい。

茨木のり子「自分の感受性ぐらい」(『自分の感受性くらい』花神社

自分の感受性くらい、自分で守れ、ばかものよ。
[おすすめエピソード]社会人になって、周りに合わせることを気にしていた。合わせるのは大事だが、自分の考えなど大事なことまで、合わせる必要はないなと思って。

まどみちおさんや茨木のり子さんの詩集 [おすすめエピソード]前回も参加したが、まどみちおさんや茨木のり子さんの詩が気に入っている。
まどみちお「せんねんまんねん」(まど みちお/詩 柚木 沙弥郎/絵『せんねんまんねん』理論社

いつか、のっぽのヤシの木になるために。そのヤシの実がじべたに落ちる。その地響きでミミズがとびだす・・・。
[おすすめエピソード]小学校に読み聞かせに行く際、6年生にこの絵本を読み聞かせている。ぜひこの美しい絵を見てほしい!おすすめの1冊。

緒形拳のことば

老いはたたかうものではなく、仲良く連れ添って生きるものである。
[おすすめエピソード]年齢を重ねるうちに、この心にしみて、ゆっくりと歩んでいきたい。

富貴万福末繁盛(ふうきまんぷく、すえはんじょう)
(児童図書館研究会福島支部/編『福島のわらべうた』阿部紙工 所収【堺市立図書館未所蔵】)

一つ、日の出は畑で拝み、富貴満福末繁盛・・・
[おすすめエピソード]福島のわらべうた。「富貴満福末繁盛」という度に、幸せが舞い込んでくるよう。おめでたい歌を紹介したくて。

『おっかけにんじゃ』(大串 ゆうじ/作・絵『おっかけにんじゃ』PHP研究所 [おすすめエピソード]年長の子がおり、一緒に読んでいる。探すことで、脳トレにも役立つなとも思う本。

柴田トヨ「忘れる」
『くじけないで』飛鳥新社

忘れていくことの幸福 忘れてゆくことへのあきらめ ひぐらしの声が聞こえる
[おすすめエピソード]ほかにもあるが、気に入っている。

歌詞「思い出のアルバム」

いつのことだか思い出してごらん。あんなこと、こんなこと、あったでしょ。・・・
[おすすめエピソード]こどもたちが幼稚園を卒業する時期。この3月の季節になるといつも思い出す。

絵手紙から

いいんだ、いいんだ、いいんだよ。そのまま生きれば、いいんだよ。
[おすすめエピソード]絵手紙をしている友達からもらった手紙に書かれている言葉。こころにしみた。ホッとしたという気持ちになった。

谷川俊太郎「このへん/かってくった」
(『ことばあそびうた また』福音館書店)

「このへん」このへんどのへん ひゃくまんべん たちしょんべんは あきまへん・・・
「かってくった」いたかったら いたかった いたくったが いたくはなかった
[おすすめエピソード]関西弁で表現されていて、テンポよく、 楽しい気持ちにさせる。

これらの詩のほかにも、この講座を希望された理由などを、話してもらいました。
「好きなアーティストの歌詞に励まされる。」「古文の和歌が魅力的で、言葉に出すことが大切」、という方もいました!

資料展示

会場には、音読やわらべうたに関する資料などを展示しました。

協力

上野雅広さん(公益財団法人浅香山病院リハビリテーション部言語聴覚士) 
山川みやえさん(大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻准教授)、同大学学生のみなさん
中基幹型包括支援センター
わらべうたの会こまめ

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