平成30年度 さかい子ども司書【中央図書館】
更新日:2018年11月28日
「『さかい子ども司書』にチャレンジ!」実施内容(場所:中央図書館)
実施期間4日間 各回午後1時~4時 (平成30年7月27日、8月3日、10日、17日)
1日目:「図書館のヒミツを知ろう」
2日目:「本の楽しさを伝える方法を知ろう」
3日目:オンラインデータベースや電子書籍を体験し、調べてみよう」
4日目:「おはなしや絵本の読み聞かせ・本の紹介に挑戦してみよう」
中央図書館1日目 「図書館のヒミツを知ろう」
1日目の「図書館のヒミツを知ろう」では、
「分類のしかた」や「百科事典の使い方」について紙芝居で説明を聞き、実際に、本を分類したり、百科事典を使って調べものをしたりしました。
その後は、館内見学をし、地域資料のコーナーや普段は入ってもらうことができない書庫を見学しました。
中央図書館の書庫には桐箱があり、和綴じ本も間近で見ました。
館内見学の後は、「図書館クイズ」。2つのグループに分かれ、いくつかの問題に対し、その答えがどの本に載っているのかをこども室の本で探しました。
中央図書館2日目 「本の楽しさを伝える方法を知ろう」
2日目は、まず本のPOPを作成しました。本のPOPとは、本を紹介するカードのことで、書店などでよく見かけます。
それぞれがじっくりと考えて取組み、力作ができあがりました。
続いて「おはなしどんぐり」と「よみきかせサークル はなしのたね」のご協力により、おはなしと絵本の読み聞かせを体験しました。
図書館職員による「本の紹介」も聞き、最終日の4日目に、参加メンバーによる発表をするための本やおはなしを選びました。
中央図書館3日目 「オンラインデータベースや電子書籍を体験し、調べてみよう」
3日目は、オンラインデータベースを使って、調べものをしました。
昨年度は、子ども司書養成講座後の活動の際にしていたオンラインデータベースや電子書籍の体験を、今年度は、夏の講座に盛り込みました。
オンラインデータベースとは、専用のインターネット端末からアクセスできるデータベースのことで、新聞・雑誌記事や事典、法律のことなどたくさんの情報を調べることができます。オンラインデータベースは商用データベースともいい、本来は有料ですが、図書館が契約をしているので、利用者は無料で使えます。
今回の講座では、自分の生まれた日の新聞記事を検索してみたり、事前に用意された問題をオンラインデータベースで解いたりしました。ポプラ社の協力を得て、ポプラディアネットでの調べものもしました。
中央図書館4日目 「おはなしや絵本の読み聞かせ・本の紹介に挑戦してみよう」
4日目は、 最後に、「おはなしや絵本の読み聞かせ・本の紹介に挑戦してみよう」ということで、ひとりずつ発表します。
発表前に、「おはなしどんぐり」や「よみきかせサークルはなしのたね」の方に協力していただき、おはなしや読み聞かせをする時の具体的なアドバイスをいただきました。
がんばって覚えたおはなしを語る参加者や絵本のページをめくるタイミングをしっかりと考えてきた参加者もいました。
最後に、藤田中央図書館長から「さかい子ども司書認定証」が手渡されました。
参加者には、今後、身近な人に本や読書の楽しさを伝えていっていただきます。
認定後の活動
受講後、11月18日には、堺市役所21階で実施された「堺区ふれあいまつり おはなしいっぱい~子どもと本と図書館と~」で、おはなし・読み聞かせ・本の紹介を来場者にしていただきました。
子ども司書それぞれが家庭・学校・地域で、読書や本の楽しさを伝える活動をしていただいています。