食材の安全性
更新日:2025年4月9日
堺の学校給食は、安全・安心を第一とした、おいしい給食を提供するため、食材の調達・選定、納入、検収、保管のそれぞれの段階において、衛生管理を徹底しています。
食材の調達
主食(パン・ごはん)と牛乳は(公財)大阪府学校給食会を通じて、副食の食材は(公財)堺市学校給食協会を通じて、調達しています。
(公財)大阪府学校給食会に関する情報はこちらをご参照ください。
(公財)堺市学校給食協会に関する情報はこちらをご参照ください。
食材の選定
物資選定委員会
保護者代表、学校関係者、栄養教諭等で構成される「物資選定委員会」において、献立に応じて食材を選定しています。年6回開催し、安全で良質な食材が使用できるよう、食品添加物など不要なものを省くなど、個々の食材に規格を設けています。また、選定にあたっては必要に応じて、保健所職員から専門的見地に基づく助言を受けるなど、食材の安全に配慮しています。
当委員会は(公財)堺市学校給食協会が所管し、選定された食材を区域別に一括購入しています。なお、食材の情報(食材の原材料、食物アレルギー情報など)は(公財)堺市学校給食協会ホームページに掲載しています。
(公財)堺市学校給食協会に関する情報はこちらをご参照ください。
食材のリスク管理
同じ日に同一食材が重ならないように、使用する食材を区域ごとに異なるメーカーのものを購入するなど、食材による事故のリスク低減をはかっています。
(小学校:6区域、中学校〈全員喫食制〉:4区域)
食材の納入
納入業者への指導
納入業者は、学校給食の重要性を認識し安全かつ良質なもので、生鮮食品については新鮮なものを納入しています。納入に当たっては、原材料及び製品の包装及び容器は汚染のないよう衛生的に取り扱い、運送する車両も洗浄及び消毒を励行し、常に清潔保持に努めています。なお、製造・仕分け・配送等に従事する方々は、清潔な服装を着用し、毎月1回以上の検便検査を行い、健康管理を行っています。
食材の納入前検査
納入される食材のうち、以下の食材について、納入前に検査を行い、陰性や不検出を確認したものを給食で使用しています。
腸管出血性大腸菌O157検査:冷凍品、冷蔵品
ヒスタミン検査:ヒスチジンを多く含む魚(例:さば、いわし、鮭など)
食材の納入方法
学校等への食材の納入に当たっては、(公財)堺市学校給食協会の点検を受けた上で、温度管理ができる給食専用車両で配送します。また、パンやご飯の主食と牛乳、デザート類(ゼリー・ヨーグルト)は、それぞれの納品業者が直接配送します。
食材の抜き取り検査
学校給食法第9条『学校給食衛生管理基準』に基づき、定期的に納入された食材について、微生物や食品添加物などの検査を実施し、食材の安全性や規格に合った食材が適切に納入されているか、確認します。
食材の検収・保管
食材の検収
学校等に納入された食材は、調理業務責任者又は副責任者が必ず立ち会い、各食材を検収します。
検収時は、食材の期限表示・包装状態・品質などをチェックするため、鮮度は良いか、変色や異臭がないか、異物が混入していないか、包装が破れていないかの点から確認します。検収後は、相互汚染がないように冷蔵庫・冷凍庫などで適切に保管します。
冷凍・冷蔵品は、非接触温度計で表面温度を測定し、併せて配送時の温度(冷凍品-15℃~-20℃、冷蔵品5℃~10℃)、品質を確認します。なお、牛乳も、中心温度計で10℃以下に保たれているかを確認します。
食材の保管
検収後、食材の相互汚染がないよう、食材ごとに衛生的に管理し、冷凍品は冷凍庫、冷蔵品は冷蔵庫、常温品は食品庫や配膳室で適切に保管します。
このページの作成担当
教育委員会事務局 学校管理部 学校給食課
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