地域の防災活動

大規模な災害時には、行政の救助や支援が届くまでにどうしても時間がかかります。災害による被害を最小限にするためには、個人や家族だけではなく地域が結束して防災活動を行うことが不可欠です。「自分たちのまちは自分たちで守る」という意識のもとで結成されているのが自主防災組織です。

水消火器を使った初期消火訓練やAED等を使った救急救命訓練は体験することで、いざというときに役立ちます。また、近所の安否確認訓練や情報伝達訓練、避難所運営訓練などを行っている地域もあります。

防災知識を高めるために、講習会やビデオ上映会などを行っています。また、防災チラシや防災パンフレットなどの発行をしています。施設見学会をすることもあります。

消火、救出・救護、応急手当などに必要な資機材を整備しています。
例）発電機、バッテリー、バルーンライト、消火器、ジャッキ、バール、のこぎり、ハンマー、スコップ、ペンチ、ロープ、毛布、担架、リヤカー、三角巾など

災害時、各避難所をスムーズに開設することが出来るように、各地域の自主防災組織のリーダーを対象として、開設シミュレーション訓練を行いました。