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食肉を介するE型肝炎ウイルス感染予防について

更新日:2022年12月9日

 国内で生または加熱不十分な豚、イノシシ、シカなどの肉・内臓を原因としたE型肝炎ウイルスによる食中毒が発生しています。
 野生鳥獣肉や食肉は中心部まで火が通るよう、十分に加熱して食べましょう。

E型肝炎とは

 E型肝炎とは、E型肝炎ウイルスの感染によって起こる急性肝炎です。黄疸を伴う、悪心・腹痛などの消化器症状や、肝機能の低下などの症状がみられます。妊婦や高齢者では重症になりやすく、死に至る危険性もあります。

 ウイルスは主に食品や水を介して経口感染しますが、ごく稀に、感染した人の血液を介して感染することもあります。

 人以外には、飼養されている豚や、野生のイノシシやシカなどでも、E型肝炎ウイルスへの感染が確認されています。

野生鳥獣肉や食肉を生で食べることの危険性

 豚レバーを含む豚肉や、イノシシ、シカの肉や内臓を生で食べると、E型肝炎ウイルスに感染するリスクがあります。
 また、豚肉やレバーを生で食べると、サルモネラ、カンピロバクターなどの細菌による食中毒のリスクもあります。
 なお、このような公衆衛生上のリスクの高いことから、生の豚肉や内臓を生食用として販売することは禁止されています。

 イノシシやシカなどの野生鳥獣についても、E型肝炎の他、どのような細菌・寄生虫を保有しているかわかりません。生で食べることは大変危険です。

安全に野生鳥獣肉や食肉を食べるために

 E型肝炎ウイルスや食中毒細菌、寄生虫など、肉に付着・保有している病原体は、十分な加熱調理により死滅します。
 野生鳥獣肉や食肉は中心部まで火が通るよう、十分に加熱して食べましょう!

参考

このページの作成担当

健康福祉局 保健所 食品衛生課

電話番号:072-222-9925

ファクス:072-222-1406

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館6階

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