2024年　第52週・2025年　第1週(令和6年12月23日から令和7年1月5日)：堺市

報告定点数
小児科定点（19）　　インフルエンザ定点（29）　　新型コロナウイルス感染症定点（29）　　眼科定点（5）　　基幹定点（2）

　2024年第52週と2025年第1週をあわせて報告する。今週の報告数は、年末年始休暇による診療実日数の減少を考慮する必要がある。

　2024年第52週の小児科定点・眼科定点の総報告数は、前週比13.3％減の170例の報告があった。

　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘の順で続く。

　定点あたり報告数はそれぞれ5.00、1.63、0.74である。

　感染性胃腸炎（警報レベル開始基準値：20、注意報レベル基準値なし）は前週比増減なしの95例で、西区9.33、北区・東区・美原区6.00、中区5.33であった。

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報レベル開始基準値：8、注意報レベル基準値なし）は前週比38％減の31例で、堺区3.50、北区・東区・美原区1.67、南区1.33である。

　水痘（警報レベル開始基準値：2、注意報レベル基準値：1）は前週比100％増の14例で、中区2.00、北区・東区・美原区／西区0.67であった。

　新型コロナウイルス感染症（警報レベル開始基準値、注意報レベル基準値とも設定なし）は前週比25％増の126例で、定点あたり報告数は4.34である。東区7.00、堺区6.40、北区5.88であった。

　2025年第1週の小児科定点・眼科定点の総報告数は、前週比92.9％減の12例の報告があった。

　定点あたり報告数の第1位はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で以下、RSウイルス感染症、水痘の順で続く。

　定点あたり報告数はそれぞれ0.26、0.11、0.11である。

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報レベル開始基準値：8、注意報レベル基準値なし）は前週比84％減の5例で堺区 0.75であった。

　RSウイルス感染症（警報レベル開始基準値なし、注意報レベル基準値なし）は前週比83％減の2例で、西区0.67である。

　水痘（警報レベル開始基準値：2、注意報レベル基準値：1）は前週比86％減の2例であった。

　新型コロナウイルス感染症（警報レベル開始基準値、注意報レベル基準値とも設定なし）は前週比40％減の76例で、定点あたり報告数は2.62である。堺区7.80、西区4.00、北区1.63であった。

　2024年第52週のインフルエンザ（警報レベル開始基準値：30、注意報レベル基準値：10）は前週比43％増の2210例で、定点あたり報告数は76.21である。堺区121.00、美原区94.00、中区88.50であった。

　2025年第1週のインフルエンザ（警報レベル開始基準値：30、注意報レベル基準値：10）は前週比86％減の320例で、定点あたり報告数は11.03である。堺区45.60、中区7.75、西区6.00であった。