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2019年 第26週(令和元年6月24日から令和元年6月30日):堺市

更新日:2022年7月15日

報告定点数  小児科定点(19)  インフルエンザ定点(29)  眼科定点(5)  基幹定点(2)

今週のトピックス

「手足口病 警報レベル超え続く」

 2019年第26週の小児科及び眼科定点把握感染症は前週比8.5%増の346例の報告があった。報告の第1位は手足口病で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎の順である。上位3疾患の定点当たりの報告数はそれぞれ7.37、3.11、2.95であった。
 手足口病(警報レベル開始基準値:5、注意報レベル基準値なし)は増減なしの140例の報告で、中区/南区10.50、堺区6.67、西区6.00である。依然すべての区で警報レベル超えが続いている。大阪府内の定点あたり報告数は9.04で減少が続いているが、警報レベル超えが続いている。予防策としては、手洗いの励行と排泄物の適正な処理を基本とし、タオルを共用しないなど接触感染を予防することが望まれる。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報レベル開始基準値:8、注意報レベル基準値なし)は11%増の59例の報告で、堺区7.33、西区4.50、北・東・美原区1.83であった。
 感染性胃腸炎(警報レベル開始基準値:20、注意報レベル基準値なし)は 19%増の56例の報告で、北・東・美原区4.17、堺区3.67、中区3.00である。

今週のトピックス

患者発生数

2019年 第26週(令和元年6月24日から令和元年6月30日)
定点
科別
疾患別 北・東・美原区 堺区 西区 中区 南区 合計
小児科
内科
インフルエンザ 3 1 0 0 0 4
小児科 RSウイルス感染症 2 0 0 0 1 3
  咽頭結膜熱 3 4 2 0 1 10
  A群溶血性レンサ球菌
咽頭炎
11 22 18 3 5 59
  感染性胃腸炎 25 11 10 6 4 56
  水痘 1 0 2 0 1 4
  手足口病 33 20 24 21 42 140
  伝染性紅斑 7 1 8 6 6 28
  突発性発しん 4 2 0 1 2 9
  ヘルパンギーナ 7 5 10 12 1 35
  流行性耳下腺炎 0 0 0 0 0 0
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0
  流行性角結膜炎 2 0 0 0 0 2
合計 95 65 74 49 63 346

※合計はインフルエンザを除く小児科・眼科を加算した数値です。

「上位3疾患グラフ」 

(グラフの数字は、定点あたりの患者数(患者数/協力医療機関数))

上位3疾患グラフ

定点あたりの患者発生状況グラフ

区役所別の患者発生状況グラフ

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