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2019年 第25週(令和元年6月17日から令和元年6月23日):堺市

更新日:2022年7月15日

報告定点数  小児科定点(19)  インフルエンザ定点(29)  眼科定点(5)  基幹定点(2)

今週のトピックス

「手足口病 減少も警報レベル続く」

 2019年第25週の小児科及び眼科定点把握感染症は前週比30.2%減の319例の報告があった。報告の第1位は手足口病で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎の順である。上位3疾患の定点当たりの報告数はそれぞれ7.37、2.79、2.47であった。
 手足口病(警報レベル開始基準値:5、注意報レベル基準値なし)は32%減の140例の報告で、堺区10.33、西区8.50、南区8.25となったが、依然すべての区で警報レベル超えが続いている。大阪府内の定点あたり報告数も9.15で減少に転じたが、警報レベル超えが続いている。予防策としては、手洗いの励行と排泄物の適正な処理を基本とし、タオルを共用しないなど接触感染を予防することが望まれる。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報レベル開始基準値:8、注意報レベル基準値なし)は26%減の53例の報告で、堺区5.33、北・東・美原区2.83、西区2.75であった。
 感染性胃腸炎(警報レベル開始基準値:20、注意報レベル基準値なし)は 20%減の47例の報告で、北・東・美原区4.00、堺区2.67、西区2.00である。

今週のトピックス

患者発生数

2019年 第25週(令和元年6月17日から令和元年6月23日)
定点
科別
疾患別 北・東・美原区 堺区 西区 中区 南区 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 1 0 0 0 1
小児科 RSウイルス感染症 5 0 0 0 0 5
  咽頭結膜熱 0 4 3 0 2 9
  A群溶血性レンサ球菌
咽頭炎
17 16 11 1 8 53
  感染性胃腸炎 24 8 8 3 4 47
  水痘 0 0 0 0 1 1
  手足口病 30 31 34 12 33 140
  伝染性紅斑 6 6 1 3 11 27
  突発性発しん 1 1 0 1 2 5
  ヘルパンギーナ 9 6 2 8 4 29
  流行性耳下腺炎 0 0 0 0 0 0
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0
  流行性角結膜炎 3 0 0 0 0 3
合計 95 72 59 28 65 319

※合計はインフルエンザを除く小児科・眼科を加算した数値です。

「上位3疾患グラフ」 

(グラフの数字は、定点あたりの患者数(患者数/協力医療機関数))

上位3疾患グラフ

定点あたりの患者発生状況グラフ

区役所別の患者発生状況グラフ

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