2023年　第50週(令和5年12月11日から令和5年12月17日)：大阪府

更新日：2023年12月21日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（306）　　新型コロナウイルス感染症定点（306）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎　増加続く」

　第50週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,919例であり、前週比6.1%増であった。
　定点あたり報告数の第1位はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で以下、感染性胃腸炎、咽頭結膜熱、手足口病、流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ5.51、5.50、2.44、0.66、0.54である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比10%増の1,085例で、大阪市西部7.40、北河内7.24、泉州6.62、大阪市南部5.67、南河内5.63であった。
　感染性胃腸炎は5%増の1,083例で、南河内9.63、大阪市北部7.43、中河内6.85である。
　咽頭結膜熱は5%減の480例で、北河内4.48、中河内3.60、南河内2.81であった。
　手足口病は40%増の130例で、堺市1.32、南河内0.88、泉州0.86である。
　流行性角結膜炎は18%減の28例で、南河内1.25、北河内・中河内・大阪市東部1.00であった。
　インフルエンザは11%減の6,035例で、定点あたり報告数は19.72である。南河内25.33、堺市24.55、大阪市北部22.65、中河内22.29、北河内21.68であった。
　新型コロナウイルス感染症は10％増の763例で、定点あたり報告数は2.49である。堺市・大阪市東部3.00、南河内2.71、北河内・泉州2.68であった。第46週以降増加が続いている。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第50週(令和5年12月11日から令和5年12月17日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	542	462	889	691	608	712	556	453	318	325	479	6035
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	74	50	110	68	65	87	91	51	38	66	63	763
小児科	RSウイルス感染症	0	3	3	3	1	6	1	4	2	1	1	25
	咽頭結膜熱	55	26	112	72	45	51	54	25	6	13	21	480
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	87	87	181	92	90	98	139	52	74	83	102	1085
	感染性胃腸炎	136	80	152	137	154	75	70	104	57	60	58	1083
	水痘	2	2	1	4	2	4	3	4	1	3	3	29
	手足口病	18	7	14	10	14	25	18	8	2	3	11	130
	伝染性紅斑	0	0	1	1	0	0	0	0	0	0	1	3
	突発性発しん	2	1	7	4	2	2	4	6	1	1	1	31
	ヘルパンギーナ	2	2	3	2	1	2	2	3	0	1	0	18
	流行性耳下腺炎	0	0	1	1	3	1	0	0	1	0	0	7
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	1	0	6	5	5	0	4	0	1	6	0	28
合計		303	208	481	331	317	264	295	206	145	171	198	2919
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	2	0	0				2
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0