2021年　第47週(令和3年11月22日から令和3年11月28日)：大阪府

更新日：2022年7月21日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（301）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「感染性胃腸炎増加続く」

　　第47週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 2,053例であり、前週比3.0％減であった。
　報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しんの順で前週と変わりはなく、定点あたり報告数はそれぞれ 5.36、3.37、0.62、0.31、0.30である。
　感染性胃腸炎は前週比 15％増の1,055例で、大阪市南部8.11、大阪市北部7.00、南河内6.69、北河内6.65、三島6.19であった。
　手足口病は17％減の663例で、南河内5.63、大阪市南部5.50、中河内5.30の3ブロックが警報レベル基準値5を超えている。
　ヘルパンギーナは26％減の123例で、南河内1.25、泉州1.15、大阪市北部0.86であった。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第47週（令和3年11月22日から令和3年11月28日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1
小児科	RSウイルス感染症	1	1	18	1	2	0	1	7	2	3	0	36
	咽頭結膜熱	1	0	6	2	5	1	5	2	0	2	5	29
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	1	3	4	26	5	2	10	4	2	1	4	62
	感染性胃腸炎	108	99	173	91	107	90	51	98	50	42	146	1055
	水痘	2	0	5	1	1	2	3	3	2	0	1	20
	手足口病	32	46	84	106	90	57	76	28	27	18	99	663
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1
	突発性発しん	3	4	13	12	8	3	6	4	2	2	2	59
	ヘルパンギーナ	7	7	13	12	20	16	23	12	4	0	9	123
	流行性耳下腺炎	0	0	0	0	0	1	0	1	0	0	0	2
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1
	流行性角結膜炎	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	2
合計		156	160	316	251	238	172	176	159	89	69	267	2053
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	1	0	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	1	0	0	0	0	0	0	0				1