2021年　第50週(令和3年12月13日から令和3年12月19日)：大阪府

更新日：2022年7月21日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（301）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「感染性胃腸炎　さらに増加」

　第50週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 2,685例であり、前週に比べて微増であった。
　報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、ヘルパンギーナの順で、定点あたり報告数はそれぞれ 10.70、1.38、0.44、0.25、0.24である。
　感染性胃腸炎は前週比5％増の2,107例で、大阪市北部14.43、大阪市南部14.22、南河内14.06、北河内13.81、堺市11.68であった。
　手足口病は30％減の272例で、南河内2.88、泉州2.60、中河内・堺市2.00である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は18％増の87例で、中河内1.25、大阪市南部0.89、南河内0.81であった。
　ヘルパンギーナは24％減の47例で、大阪市北部0.43、泉州0.40、堺市0.37である。
　今週の感染性胃腸炎の年齢分布をみると6歳未満が77%を占めた。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第50週(令和3年12月13日から令和3年12月19日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1
小児科	RSウイルス感染症	1	0	20	1	4	0	2	3	1	8	4	44
	咽頭結膜熱	2	1	12	3	8	2	8	0	2	2	4	44
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	1	3	17	25	13	2	6	1	3	0	16	87
	感染性胃腸炎	199	147	359	210	225	222	143	202	83	61	256	2107
	水痘	3	0	4	7	4	0	3	1	0	0	0	22
	手足口病	24	25	9	40	46	38	52	1	5	8	24	272
	伝染性紅斑	0	0	0	0	1	0	0	1	0	0	0	2
	突発性発しん	7	7	7	5	5	6	3	3	1	1	5	50
	ヘルパンギーナ	6	3	4	4	5	7	8	6	2	0	2	47
	流行性耳下腺炎	0	1	1	1	1	0	0	1	0	0	0	5
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	0	0	2	1	1	0	0	0	1	0	5
合計		243	187	433	298	313	278	225	219	97	81	311	2685
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0