2021年　第7週(令和3年2月15日から令和3年2月21日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症さらに増加」

　第7週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 991例であり、前週比 1.1%増であった。前年同週比では 40.7％減（2020年第7週 1,672例）であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.20、0.66、0.55、0.32、0.13であった。
　感染性胃腸炎は前週比 2.1%増の 628例で、南河内5.06、中河内5.05、大阪市南部4.41、泉州3.90、豊能3.09である。
　RSウイルス感染症は前週比 24%増の 130例で、大阪市北部4.79、大阪市東部1.20、中河内0.90である。　
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比 7%減の 108例で、中河内1.10、泉州0.95、大阪市南部0.82であった。
　咽頭結膜熱は前週比 13%減の 26例で、大阪市北部0.29、中河内・大阪市西部0.20であった。
　インフルエンザは6例で、定点あたり報告数は0.02であり、昨年同週（2020年第7週 3,486例）に比して著減した状態が続いている。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第7週(令和3年2月15日から令和3年2月21日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	1	0	0	0	0	0	5	0	0	6
小児科	RSウイルス感染症	0	2	12	18	1	1	7	67	1	18	3	130
	咽頭結膜熱	1	1	3	4	3	3	3	4	2	0	2	26
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	1	3	19	22	7	8	19	6	4	5	14	108
	感染性胃腸炎	68	36	65	101	81	33	78	36	26	29	75	628
	水痘	1	3	7	0	2	1	1	1	0	1	3	20
	手足口病	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	伝染性紅斑	0	0	0	1	0	0	1	0	0	0	0	2
	突発性発しん	5	5	11	6	10	2	8	5	4	0	7	63
	ヘルパンギーナ	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	1	2
	流行性耳下腺炎	1	3	2	0	0	0	1	0	1	0	0	8
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	3	0	1	0	4
合計		77	53	119	152	104	48	118	122	39	54	105	991
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	1	0	0	0	0	0	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0