2021年　第42週(令和3年10月18日から令和3年10月24日)：大阪府

更新日：2022年7月21日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（301）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「手足口病／ヘルパンギーナ　増加続く」

　第42週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,562例であり、前週比4.2%減であった。定点あたり報告数の第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、突発性発しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ3.36、2.34、1.20、0.35、0.34であった。
　手足口病は前週比5%増の661例で、北河内7.58、大阪市北部5.71、南河内4.94、大阪市東部4.00、中河内3.75であり、北河内ブロック、大阪市北部ブロックで警報レベル基準値5を超えている。
　感染性胃腸炎は12%減の460例で、南河内5.13、中河内3.15、大阪市南部2.61であった。
　ヘルパンギーナは12%増の236例で、南河内2.56、大阪市北部2.36、中河内1.45である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は37%減の66例で、中河内0.95、大阪市南部0.78、泉州0.55であった。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第42週(令和3年10月18日から令和3年10月24日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
小児科	RSウイルス感染症	0	1	2	4	2	4	1	5	2	4	1	26
	咽頭結膜熱	0	0	1	1	2	1	4	0	0	2	4	15
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	1	5	5	19	4	1	11	3	2	1	14	66
	感染性胃腸炎	45	40	67	63	82	42	28	16	14	16	47	460
	水痘	2	1	4	1	0	2	2	2	0	2	4	20
	手足口病	37	24	197	75	79	27	23	80	16	60	43	661
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	突発性発しん	7	8	15	5	3	3	9	10	1	4	4	69
	ヘルパンギーナ	10	7	36	29	41	23	18	33	7	15	17	236
	流行性耳下腺炎	0	0	0	1	1	0	1	0	0	0	0	3
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	1	1	1	0	0	0	0	0	3	0	6
合計		102	87	328	199	214	103	97	149	42	107	134	1562
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	1	0	0	0	0	0	0				1
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0