簡易専用水道

　市町村などの水道事業者から供給される水を一度受水槽に貯めた後、様々な方法で圧力をかけて給水する水道で、受水槽の有効容量が10立方メートルを超えるものをいいます。

　堺市では簡易専用水道管理運営指導要綱により、給水開始、変更、休止、廃止したときには届出が必要です。

　簡易専用水道の設置者・管理者は、施設の管理をすることが義務づけられています。

1. 受水槽、高置水槽の清掃を毎年1回以上定期的に行うこと。
2. 水槽その他の施設の状況を点検し、有害物や、汚水などによる水道水の汚染防止措置を講じること。
3. 水道水の色、濁り、臭い、味などに異常を認めたときには必要な項目に関する水質検査を行うこと。
4. 水道水が、人の健康を害するおそれがあることを知ったときは、直ちに給水を停止するとともに、その水の使用が危険である旨を関係者に周知すること。

　簡易専用水道の設置者は、厚生労働大臣の登録を受けた検査機関に依頼して、簡易専用水道の管理に関して定期検査を毎年1回以上受けなければなりません。