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妙国寺

更新日:2012年12月19日

妙国寺の写真1

堺を見守る蘇鉄

妙国寺は日蓮宗の学僧日こうが開いたとされており、境内には樹齢1,000年を超える蘇鉄が、堂々と堺のまちを見守っています。この蘇鉄の伝説は織田信長の時代にさかのぼります。
見事な蘇鉄を気に入った信長が、安土城に移植したところ、蘇鉄は毎夜「堺へかえろう」「堺へかえろう」と泣いたのです。
信長は激怒して、「切り倒してしまえ」と命じました。
すると、蘇鉄は切り口から鮮血を流し、大蛇のごとく悶絶し、恐れをなした信長は、妙国寺に返したということです。
大正13年(1924年)には国の天然記念物に指定されました。この大樹は、これからも堺のまちを見守り続けるのです。

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