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平成27年度(2015年度)事業

更新日:2024年7月1日

 無形文化遺産理解セミナー、展示、ワークショップなどを開催します。
 開催概要・参加者募集などの情報は決まりしだい随時掲載します。興味のある方は是非チェックしてください。

NEW 無形文化遺産理解事業 森の暮らしに根ざすザフィマニリの木彫り知識(マダガスカルの無形文化遺産)

 国立民族学博物館のご協力を得て、無形文化遺産理解事業「森の暮らしに根ざすザフィマニリの木彫り知識(マダガスカルの無形文化遺産)」を開催します。
 地理的にはアフリカに属しながら、アジア文化圏と深い関わりを持つマダガスカルで、かつて全島に広がっていた独特の木彫り文化を今日でもザフィマニリの人々が伝承しています。森に暮らすザフィマニリの人々は木材を使って家屋や生活用品を作り、その表面に独創的で、象徴性に富んだ模様を彫ります。本事業では、雨戸や椅子など日常生活の中の彫刻作品と、マダガスカルとアジアとのつながりが窺える竹製楽器などの展示、無形文化遺産の担い手であるザフィマニリ人の社会、文化や木彫技術の伝承などをより深く探るセミナー、そして、ザフィマニリの木彫りを体験できるワークショップを企画しております。
 本事業が遠い国の文化に触れる機会を提供するものとなり、無形文化遺産やその伝承にまつわる環境(社会・自然)について考えるきっかけとなれば幸いと考えております。

コーナー展示  木から生まれる芸術-マダガスカル・ザフィマニリの木彫り知識-

精緻な紋様が彫られた家の部材や家具などを展示します。(写真はイメージです)

期間

 2月23日(火曜)から3月27日(日曜)まで

会場

 堺市博物館 展示場内

  • 展示品解説
    日時:3月20日(日曜) 午後2時から
    担当:学芸課 橘 泉

 現在、コーナー展示ではマダガスカルとアジアとのつながりを示す楽器や、ザフィマニリの人々の生活用品、そして無形文化遺産一覧表に登録されている木彫りが施された雨戸や製品を展示しています。
 これらの展示をより理解して頂けるように、ザフィマニリの人々の暮らしにも触れながら、解説します。是非お越しください。

展示の様子

第13回無形文化遺産理解セミナー  「わざ」からみる、ふたつの無形文化遺産―マダガスカル・ザフィマニリの木彫り知識を例に  <終了>

日時

 2月27日(土曜) 午後2時から3時30分まで

会場

 堺市博物館 ホール

講師

 飯田 卓 国立民族学博物館 准教授

概要

 職人たちが伝承してきた「わざ」は、かけがえのない文化遺産です。このことに対する理解はずいぶん広まってきたようですが、いっぽうで、それを「保護」する方法についてはむずかしい問題があるようです。その理由はいくつかありますが、このセミナーではとくに、無形文化遺産がさまざまなやりかたでうけ継がれてきたことを指摘し、そのことによって保護のありかたも多種多様でありうることを示します。
 日本の人間国宝たちがうけ継ぐ「わざ」は、師匠と弟子の真摯な対話によってうけ継がれます。ところが、セミナーでお話しするマダガスカルでは、少し様子が異なります。人びとは暮らしのなかで、自分たちの暮らしを立てるために「わざ」を磨いてきました。それは決して「離れわざ」のような特別なものではなく、そこで暮らしていれば誰もが身につける性質のものです。そうしたものがなぜ無形文化遺産とみなされるようになったのか、そうした無形文化遺産の保護にはどのような配慮が必要かをお話しします。

参加方法

 参加無料。要申込。先着100人。申込方法か下記をご参照ください。
 

ワークショップ マダガスカル・ザフィマニリの幾何学紋様を彫ってみましょう  <終了>

 コーナー展示の解説を聞いて、「ザフィマニリの木彫り知識」について理解を深めた上で、展示物を観察し、好きな紋様をスケッチしてから彫り作業をします。作品はお持ち帰りできます。

日時

 2月28日(日曜) (1) 午前9時30分から正午12時30分まで  (2)午後1時30分から4時30分まで

会場

 堺市博物館 学習室

講師

 飯田 卓   国立民族学博物館 准教授
 朝岡 知子 朝岡工房・大阪市立クラフトパーク織物工房非常勤指導員
 松長 大樹 彫刻家・ワークショップファシリテーター

費用・持物

 材料費300円  持物:鉛筆、消しゴム、定規(約15センチ)、コンパス

参加方法

 各回15人(小学5年生以上)。要申込。申込方法は下記をご参照ください。

申込方法等

  • 電子メール・電子申請システム、またはファックス、電話で、参加者全員の氏名(ふりがな)、住所、電話・ファックス番号を明記の上、堺市博物館無形文化遺産係までお申し込み下さい。
  • 電話:072-245-6201
    ファックス:072-245-6263
    電子メールはこちらへ(問い合わせメール)
    電子申請システム:
      セミナー用:受付終了
      ワークショップ用:受付終了
  • 2月1日から受付開始
      無形文化遺産理解セミナー:先着順100人。
      ワークショップ:2月18日(木曜)必着。一申込2人まで。希望時間帯もご記入ください。応募多数の場合は抽選とさせていただきます。(締切り後、お申込みいただいた全員の皆さまに参加可否の連絡を致します。)

第12回無形文化遺産理解セミナー  トルココーヒーの文化と伝統  <終了>

 昨年度に開催した第9回「世界のなかでの和食」に引き続き、さらに世界の食文化の多様性を理解していただくために、今回は「和食」と同じく平成25年(2013年)にユネスコの無形文化遺産代表一覧表に記載された「トルココーヒーの文化と伝統」をとりあげてセミナーを開催します。同時に、古くから日本と交流関係があるトルコの文化についての理解を深めます。

日時

 平成27年10月31日(土曜) 午後14時から16時まで

場所

 堺市博物館 地階 博物館ホール

主催

 堺市 

概要

講演

 講師:ビンギョル・アリ NPO法人 大阪トルコ日本協会 副理事長
 堺出身の茶聖千利休が活躍した16世紀後半に、トルコ・イスタンブールの人々はコーヒーハウスでコーヒーを楽しんでいました。そのコーヒーハウスは現在のカフェの原型とも言われています。オスマントルコ時代にコーヒーが飲まれるようになった歴史と伝統、ことわざや歌詞に登場するほど人々の生活に根ざしているコーヒー文化など、飲み物としてだけでなく、文化としてのトルココーヒーついてお話をします。

実演と試飲

 トルココーヒーの独特な淹れ方を実演します。その後、本場トルココーヒーとお菓子をいただきます(希望者のみ 有料)。

申し込み等

  • 参加無料 コーヒー試飲(お菓子付き)300円(希望者のみ)
  • 定員100人応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
  • 電子メール、ファックス、電話のいずれかでお申し込み下さい。
  • 締切:10月24日(土曜)必着
  • 電子メール、ファックスの場合は、参加希望者全員の氏名(ふりがな)、住所、電話・ファックス番号とコーヒー試飲の有無を明記してください。
  • 締切後、お申し込みいただいた全員の皆様に参加の可否をご連絡いたします。

お申し込み・お問合せ先

 堺市博物館 無形文化遺産係

第11回無形文化遺産理解セミナー こどもも大人も一緒に「文楽」 <終了>

日時

2015年8月29日(土曜) 午後2時から午後3時30分

会場

堺市博物館 ホール

講師

(文楽技芸員・人形遣い)吉田簑紫郎 さん、吉田玉誉 さん、吉田簑之 さん

主催

堺市

内容 

 3人の文楽技芸員をお迎えし、国立文楽劇場のご協力のもと、文楽の人形にスポットをあてて実施しました。
 セミナーでは、まず、吉田簑紫郎さんが、吉田玉誉さん、吉田簑之さんを交えて、実物の人形を使って、人形の仕掛けや動かし方を説明した後、こどもたちが人形の操り方を体験しました。後半では、技芸員さんから人形遣いになったきっかけや将来の夢などをお聞きし、会場の小学生が、「なぜ、主遣いの人だけ顔を出しているのですか。」、「なぜ、みんな吉田さんなんですか。」と元気よく質問する場面もありました。
 セミナー終了後も、人形や技芸員さんとの記念写真を希望する多くの方が会場に残り、夏休み最後の週末、文楽への理解と技芸員さんとの交流を深めることができました。  
 会場では、国立文楽劇場のご協力により、「五条橋」の映像上映と人形に関するパネル展示も行いました。

 (解説の概要)解説の一部を抜粋し、編集しています。
 文楽では、人形の首(かしら)・右手を遣う「主遣い」、右手で人形の左手を遣う「左遣い」、両手で足を遣う「足遣い」の三人で一体の人形を遣う極めて珍しい遣い形をしています。 
 人形の頭の部分は首(かしら)と呼び、檜を彫刻して作られ、顔にはハマグリやカキなどの貝殻を粉状にしたものにニカワを混ぜ合わせた胡粉を塗っています。肩の部分には糸瓜(へちま)をつけて肩の丸みを出しています。人形の髪の毛の中で、鬢(びん・左右側面の髪)はパーマやカラーをしていない東南アジアや中国の女性の髪を使用し、後ろの部分は毛が長く少しくせのあるチベットのヤクの毛を一度脱色し、黒く染め直したものを使っています。ヤクの毛の使用は、江戸時代、中国から陶器などを輸入する際に緩衝材として使っていたものを、人形遣いが再利用したのが始まりだと言われています。因みに、人形の髪は専属の床山さんが油を使わず水だけで結っています。
 主遣いは、首(かしら)の下についている胴串(どぐし)を握って人形全体をささえています。首の中には目、眉などを動かす仕掛けのバネがあり、背美鯨のヒゲが使われています。このバネには長時間人形を遣う主遣いの負担を軽くする役割もあります。また、人形が頷く仕掛けの糸には、三味線の糸が使われています。左遣いは、後ろから姿を見せずに右手で差金を使って左手を遣います。今でも、「これはあの人の差金だ。」という言い方をしますが、文楽人形の差金が語源となっています。女形の人形には足がなく、足遣いが着物を前後にさばく裾さばきによって歩いている様子を表し、膝は着物の下から足遣いの握りこぶしで表現しています。
 公演ごとに、人形遣いは自分が遣う人形の衣裳の着付けを行い、公演が終わると元の状態に戻して返却します。人形遣いは、師匠が遣った人形の変化や人形の着付け方などから、人形の遣い方を勉強しています。人形遣いは声を出したり、正面から人形の動きを確認することができないので、左遣いと足遣いが、主遣いの腰の動きや人形の動きを読み取り、三人が息を合わせて人形を動かしています。足遣いから始まり、主遣いとして人形が遣えるようになるまでには、長い年月の修業を要します。

東京シンポジウム  文化遺産を考える <終了>

 先人達の営みによって生み出され、悠久の歴史を超え、現代に受け継がれた有形・無形の文化遺産は、人類の遺産と言えます。科学の飛躍的な発展によりもたらされた近代文明の中にこそ、文化遺産の価値を再認識し、そこに学ぶべきものがあると考えます。
 今日、自然災害や人的破壊により、多くの文化遺産が消滅の危機に瀕している現状を踏まえ、本シンポジウムでは、様々な分野でご活躍の有識者から国内外の文化遺産保護の取組みや、ご意見、ご提言をお聞きし、文化遺産を未来に守り伝えることの意義について考えました。

日時 

 2015年5月20日(水曜) 午後1時から午後4時30分 

会場

 東京国立博物館 平成館大講堂(東京都台東区上野公園13-9)

主催 

 堺市、独立行政法人国立文化財機構

後援

 文化庁、国立民族学博物館、百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議

プログラム

◇ オープニング   

  •  ピアノ演奏  Arico(ピアニスト・作曲家)
              「百舌鳥古墳群-時を超えて-」

1 来賓挨拶 

  山下 和茂 文化庁文化財部長

2 ご挨拶 

  • 「堺の挑戦」(プレゼンテーション)

  竹山 修身 堺市長

3 講演    

  • 演 題:「文化遺産の持つ力」

  講 師:中西 進 堺市博物館名誉館長・国文学者 

  • 演 題:「有形・無形文化遺産の保護」

  講 師:松浦 晃一郎  前ユネスコ事務局長      

4 パネルディスカッション 「文化遺産を考える」

 パネリスト(50音順)

  • 荒田 明夫    アジア太平洋無形文化遺産研究センター所長
  • 佐藤 友美子   追手門学院成熟社会研究所所長
  • 西村 幸夫    東京大学先端科学技術研究センター所長
  • 吉田 憲司    国立民族学博物館教授 副館長

 コーディネーター

  • 狭間 惠三子 堺市副市長

★ ロビー展示

  • アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)の紹介

 ※2011年にユネスコが賛助するIRCIが、国立文化財機構の1機関として堺市博物館内に開設されました。

  • 堺市の歴史・文化の紹介

これまでの無形文化遺産理解セミナー

 本市では、平成23年10月にユネスコが賛助するアジア太平洋無形文化遺産研究センターが、独立行政法人国立文化財機構の1機関として堺市博物館内に開設されて以来、一般の方にも無形文化遺産への理解を深めていただくために、定期的に無形文化遺産理解セミナーを開催しています。

無形文化遺産パネル展示

 博物館内にある無形文化遺産パネル室に、ユネスコ無形文化遺産保護や日本の活動、アジア太平洋無形文化遺産研究センターの活動と堺市が行ってきた連携事業などに関するパネルを展示しております。また、堺市で行われた西暦2000年世界民族芸能祭などの映像資料が視聴できるコーナーも設けております。 
 無形文化遺産に関するデータはユネスコ無形文化遺産政府間委員会の結果を受けて、毎年に更新を行っています。
 2014年11月に、「和紙:日本の手漉和紙技術(石州半紙、本美濃紙、細川紙)」がユネスコの代表一覧表に記載されました。

展示パネルの内容は下記からご覧になれます。

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このページの作成担当

文化観光局 歴史遺産活用部 博物館 学芸課

電話番号:072-245-6201

ファクス:072-245-6263

〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内 堺市博物館

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