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ポルトガル共和国との連携事業について

更新日:2025年10月31日

 大阪・関西万博に公式参加していたポルトガル政府観光局(VisitPortugal)と連携し、ポルトガルパビリオンで使用された船舶用ロープやネットを再利用したアート作品が堺市内で制作されます。
 本作品は、ポルトガル出身のアーティスト、ヴァネッサ・バラガン氏がポルトガルパビリオン内で制作を開始したもので、万博の閉幕に伴い、制作の場を堺市内に移し、引き続き制作される運びとなりました。
 このたび、制作の様子を一般公開します。

公開日時

日時 内容

令和7年11月1日(土曜)
午前10時30分~午後3時

制作途中のアート作品を展示します。

令和 7 年 11 月 4 日(火曜)~11 月6日(木曜)午後1時~午後4時

ヴァネッサ・バラガン氏が実際に制作されている様子をご覧いただけます。

場所

場所 元堺消防署2階(堺市堺区市之町西 1 丁 1-27)
【アクセス】南海本線「堺」駅から南東へ約 700m
※公共交通機関での来場をお願いします。

作品名

「Oceano」
ポルトガルパビリオンで使用された船舶用ロープやネットを再利用したアート作品であり、
ポルトガルと日本をつなぐ海を象徴し、文化と持続可能性の対話を表現した作品となる予定です。

ポルトガルパビリオン©AICEP

アーティスト

国際的に活躍し、伝統的な技法と持続可能性を融合させるアーティストです。廃棄された繊維を再利用して、海、自然、クラフトマンシップに着想を得たテキスタイルアート等を制作されています。彼女の作品はポルトガルパビリオンでも披露されました。

本市とポルトガル共和国との関わり

国際交易により栄えた中世の堺は、ポルトガル人らが伝えた鉄砲の一大生産地としても知られ、タバコ包丁や堺打刃物に受け継がれた鉄の加工技術は自転車産業へとつながりました。また、ポルトガル人の宣教師ロドリゲスの著書『日本教会史』には堺の茶の湯文化(chanoyu, suki, xichu no sankio など)が詳細に記録されています。さらに、昭和45年(1970年)に開催された日本万国博覧会(大阪万博)のポルトガルパビリオンに出展されていたジョルジ・ヴィエイラ作の彫刻《東と西の接点》が万博終了後に寄贈されました。この作品は、現在、本市のザビエル公園(戎公園)内に設置され、ポルトガルとの歴史的なつながりを伝えています。

ジョルジ・ヴィエイラ作《東と西の接点》

同時開催イベント

同会場にて元堺消防署暫定利用の取組「CANGO TRIAL WEEK 2025 vol.2」 を実施しています。
詳細は以下の堺市ホームページをご確認ください。

このページの作成担当

文化観光局 文化国際部 文化課

電話番号:072-228-7143

ファクス:072-228-8174

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館6階

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