過去のあいさつ文(令和7年1月~)
更新日:2025年3月11日
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
今年は「巳年」。「巳」という漢字には、「将来・未来がある」「新しく生まれる」などの意味があるそうです。
「将来・未来がある」大イベントと言えば、大阪・関西万博の開催です。
万博では新しい技術や商品が生まれ、将来の生活が便利になるきっかけとなります。1853年のニューヨーク万博ではエレベーター、1970年の大阪万博ではワイヤレステレフォンや電気自動車・動く歩道、2005年の愛知万博ではICチップ入り入場券やAEDなど、現在ではあって当たり前のものが万博から発信されてきました。
日本での開催は2005年の愛知万博に続き20年ぶり、1970年の大阪万博からは55年ぶりとなります。将来には「あって当たり前のもの」が、大阪・関西万博でも多く発信されるのだろうと、とても楽しみです。
さて、東区の「将来・未来」といえば、今年は区民の皆様と共にめざす区の将来像や方向性を示す、新たな「東区基本計画」を策定する年でもあります。
昨年実施した区民アンケート調査でいただいたご意見や思いをもとに、区民の皆様をはじめ、自治会、学校、関係機関や団体の皆様と「東区の将来像や未来」への思いを共有し、その実現に向けて力を合わせ取り組んでいくことができる計画にしたいと思っています。
また、「新しく生まれる」というと、地域のコミュニティの拠点として、災害時には避難場所としてもお使いいただける「天神公園」(萩原天神駅から西へ300m)が4月にオープン予定です。こども向け遊具広場や気軽に運動できる健康遊具広場、ちょっとした集まりにも使える交流広場、さらに防災トイレやかまどベンチなど、充実した防災機能を備えた公園となっています。
完成時には広報ひがしなどでお伝えしますので、ぜひご利用ください。
昨年を振り返りますと、元日に北陸地方を襲った能登半島地震や初の南海トラフ地震臨時情報の発表、線状降水帯による豪雨の多発など、災害が「いつどこで起きてもおかしくない」ことを思い知らされた一年でした。同時に日頃からの備えやつながりの大切さを痛感しました。
そして今年は、6,434人もの尊い命が奪われた阪神・淡路大震災の発生から30年となります。
区民の皆様におかれましては、「将来・未来」のために改めて災害への備えについて考え、行動に移してください。
安全・安心でさらに住みよい東区となるよう、区民の皆様との信頼関係を大切に、区役所職員一丸となって取り組んでまいりますので、どうぞご支援いただきますようお願い申し上げます。
今年もたくさん地域に伺い、引き続き東区のさまざまな情報を区長X(旧Twitter)でお届けしますので、お楽しみください。
本年が皆様にとって、健やかで希望に満ちた一年となりますよう心より願っております。
令和7年元旦
東区長 三井 節子
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