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令和3年度第4回 泉北ニューデザイン推進協議会 議事概要

更新日:2022年6月28日

1.日時

令和4年1月26日(水曜日) 午後3時から午後3時45分

2.場所

オンライン会議
※傍聴場所:堺市南区役所 2階 201・202会議室

3.出席者

島田憲明(会長・堺市副市長)、田中清剛(副会長・大阪府副知事)、山下久佳(委員・大阪府住宅供給公社理事長)、高木俊之(委員・南海電気鉄道株式会社代表取締役専務執行役員)
欠席:佐水哲也(委員・独立行政法人都市再生機構西日本支社副支社長)

4.議事次第

(1)議案
第1号議案 泉北ニューデザイン推進協議会規約の改正について
第2号議案 泉北ニュータウン公的賃貸住宅 活用地の活用について
第3号議案 泉北ニュータウン公的賃貸住宅再生計画の改定について

5.議事概要

開会あいさつ

島田会長

本日はお忙しい中、泉北ニューデザイン推進協議会にご出席を賜りまして誠にありがとうございます。
また、平素は、泉北ニュータウンの取組はもとより、本市行政に多様なご協力をいただいておりますことについて、この場をお借りしまして改めてお礼を申し上げます。
さて、明日から大阪府にまん延防止等重点措置が適用されることになりました。堺市としましても、感染再拡大に厳重警戒し、市民の皆様の命と健康を守るために全力を尽くしているところです。構成団体の皆様におかれましても、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
また今年度は、堺市ではSENBOKU New Designの策定、本協議会では本日の議題となっております公的賃貸住宅再生計画の改定などに取り組んできました。
泉北ニュータウンの持続的な発展に向けまして、構成団体の皆様とのさらなる連携が重要と考えておりますので、引き続き、よろしくお願い申し上げます。

(1)議案 第1号議案 泉北ニューデザイン推進協議会規約の改正について

島田会長

第1号議案「泉北ニューデザイン推進協議会規約の改正について」を議題といたします。事務局から説明をお願いします。

(事務局から説明)

島田会長

ただいまの説明に対しまして、ご質問等はございますか。
組織の改正に伴う規約改正でございますので、特にご質問がなければ、議決を取らせていただきます。第1号議案を承認してよろしいでしょうか。

(異議なしの声)

ありがとうございます。第1号議案については可決をされました。

(1)議案 第2号議案 泉北ニュータウン公的賃貸住宅 活用地の活用について

島田会長

続きまして、第2号議案「泉北ニュータウン公的賃貸住宅 活用地の活用について」を議題とします。事務局から説明をお願いします。

(事務局から説明)

島田会長

ただいまの説明につきまして、ご意見ご質問等がありましたら、よろしくお願いします。

田中副会長

先ほどの規約改正の説明にありましたとおり、昨年の11月に大阪府と大阪市の共同組織として、大阪都市計画局を設置しました。その目的は、両方のまちづくり都市計画部門を一本化することにより、一つは大阪市域内の、これからでいいますと新大阪や森ノ宮のまちづくりの連携を強化してやろうということ。もう一つは大阪府域全体ですね。それを見渡して、新しいグランドデザインを策定すると同時に、いわゆる戦略的な拠点については、地元の市町村と連携して一緒に進めていこうということでございます。
この泉北ニュータウンにつきましても、この南大阪をリードする大変重要な拠点として考えておりますので、是非ともこの協議会の場を活用して、一緒にやっていきたいと思っております。
今日ご説明にありました活用地ですが、府営若松台第2住宅では、今後、土地利用規制を緩和する都市計画手続きに入っていくことになると思いますが、その具体的な都市計画の内容や地元調整につきましては、大阪府と堺市が連携を密にして取り組んでいただきたいと思っています。特に令和5年度に公募するということですので、コロナ禍で商業施設の需要関係も非常に厳しいというふうに伺っております。そうした中で、民間事業者の状況もよく確認しながら、是非とも泉北ニュータウンにふさわしい施設の立地が実現できるように取り組みをお願いしたいということでございます。

島田会長

ありがとうございます。
堺市といたしましても、先ほど事務局からも田中副知事からもありましたように、都市計画対応が必要な部分も出てくるかと思っておりますので、連携して取り組みたいと思います。
市長からも常々、泉北ニュータウンを単なる再生ではなく、新しい部分も生み出す、という話がありますので、活用地については、単なる住宅以外の機能も当然出てくると思います。意見募集の中でも規制緩和等の意見もありましたし、市としても十分そのような都市計画対応も検討しながら進めたいと思いますので、連携していきたいと思います。
他にご意見ご質問はございますか。
よろしいですか。それでは、ご意見なしということでございますので、議決をとりたいと思います。第2号議案を承認してよろしいでしょうか。

(異議なしの声)

異議なしということでございます。第2号議案につきましては可決をされました。
ありがとうございました。

(1)議案 第3号議案 泉北ニュータウン公的賃貸住宅再生計画の改定について

島田会長

続いて第3号議案「泉北ニュータウン公的賃貸住宅再生計画の改定について」を議題といたします。事務局に説明を求めます。

(事務局から説明)

島田会長

ただいまの説明に対しまして、ご質問ご意見がありましたらよろしくお願いします。

田中副会長

今回ありました、脱炭素とスマートシティに関して、少しご意見を申し上げたいと思います。
まず脱炭素ですが、これは是非とも泉北ニュータウンが全国に先駆けたモデルとなるように大いに期待しております。
その内容ですが、やはり建築物のZEH化というのは当然として、それに加えて環境負荷の低いモビリティの活用を是非とも考えていただきたい。特に電気自動車の普及に関しては、集合住宅の充電設備の問題が非常に大きな問題になってくるのですが、公的賃貸住宅が率先してそれに取り組むぐらいの勢いで頑張っていただきたいと思っています。
それから、もう一つのスマートシティですが、これは泉北ニュータウンにおきましてリモートワーク拠点を3か所決定しましたし、スマートシニアライフ事業の実証事業も始まっていくと聞いております。
是非とも公的賃貸住宅の再生と連携して、相乗効果が上がるようにお願いしたいと思います。その中の一つとして、いわゆるオンデマンド交通ですね、これはスマートシティを語る場合によく出てくるんですが、泉北ニュータウンにおきましても、これから色んなところで活用地が出てきますので、例えば商業施設と各所の活用地を結ぶという必要性も出てくるかと思います。あるいはオンデマンド交通事業者の立場からすると、果たしてこのエリアにそういう需要があるのかないのかということで、導入に関して、少し慎重になる場合もあるんですが、活用地があり、オンデマンド交通もあるとなると、お互いが連携した取組も可能だなということで、かなり思い切った絵も描けると思います。
泉北ニュータウンは高低差もあるエリアですから、そういう条件のもと、オンデマンド交通と活用地の活用の組み合わせが上手くいけば、非常に良いのではないかと思っているので、その点も含めてこれから検討していただきたいなと思っています。個人的な意見も含めての話でございます。

島田会長

事務局のほうで、何かありますでしょうか。

事務局(堺市)

田中副知事からご意見がありましたところ、もっともかと思っています。
オンデマンド交通につきましては、堺スマートシティ戦略などにおいて、オンデマンドの取組をテーマにしており、近距離のデマンド交通の実証や、副知事のおっしゃっていた生活サービスと連携したようなオンデマンド交通の実証についても取り組んでいく形でロードマップを示していますので、協力して、取り組んでいきたいと考えています。

島田会長

副知事おっしゃっているように、泉北ニュータウンには高低差があるので、交通の処理が重要なポイントだと思います。
他にご意見、ご質問ありましたらよろしくお願いします。

高木委員

全体の構成について全く異論はありませんが、具体的な重点テーマのところでは、若年・子育て世代の居住促進というのがあり、最後のKPIでも、28.8%を1ポイント上げるというような目標まで設定されていますので、最初の本編18ページの再生・活用の基本方針のところでも、ターゲットを明確に設定すれば、方向性が明確になるのではないかと思います。
また、「働く場」というのも随所に出てきますが、近畿大学の医療の関係や、働く場と住む場所が同じ場所でという原敵的な形でしか記載されていません。ニュータウンの再生には、ニュータウン内、もしくはニュータウンに近いところで働く場を確保することや企業誘致などで増やすことが必須だと思います。活用地の活用の仕方としても、有力で大きな事案かと思いますので、そのあたりについて、基本的な取組の方向性の中での言及が必要ではないかと感じました。

島田会長

事務局の大阪府から、よろしくお願いします。

事務局(大阪府)

ご意見ありがとうございます。
若年・子育て世代の居住促進という点について、若年・子育て世代を含めた多様な世代の居住の安定の確保に関する記載ができていないので、公的賃貸住宅の本来の役割についての記載をするようにします。
また、働く場については、本編18ページに具体的に記載できていないので、活用地に商業施設の導入も検討しており、「多様な機能導入」の部分に、働く場の創出に関する記載をしたいと思います。
記載内容については、関係者と調整したいと思います。

島田会長

堺市基本計画2025のKPIでも、若年層の割合を1ポイント上げるというのが、2025年までの目標となっています。若年層の問題と、働く場というのも、これから活用地の中では重要なポイントとなってくると思いますので、その辺も踏まえて検討を一緒にやっていきたいと思います。
他にご意見ご質問がありましたらよろしくお願いします。

山下委員

公的賃貸住宅再生計画としては非常に整理されて、分かりやすくなったと思います。特に5つの重点テーマについて、既存の団地や既存の賃貸住宅でやるべきこと、それから活用地において新たな機能など新しいことをやっていくこと、しっかりと両方が書かれており、分かりやすく、すごく前に進む気がしており、非常に頼もしい計画だと思います。
これからは、それをさらに細かく何とか変えていくというよりも、これを一つ一つ成功例を出していくというのがすごく大事ではないかと感じています。
先ほどの府営若松台第1住宅といった活用地での取組事例を一つ出していくことと、それと連携して既存の団地や隣接・近隣接する団地が共同して、お互いのポテンシャルを高めていく。既存の団地との関係で、活用地ではもっとこれをできるんじゃないか、そうした具体の取組を、我々も既存の団地として是非進めたいし、活用地で進められる事業と連携して、新たな可能性を開いていくという具体の事業論を、この計画に基づいて展開していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

島田会長

何か事務局の方でありますか。

事務局(大阪府)

山下委員からご意見がありましたように、具体的にこれを実現することが重要であると認識しています。また、活用地と既存ストックの連携した取組という点についても、今後協議会メンバーを中心に連携し、民間事業者とも連携の上、検討を進めていきたいと思います。

島田会長

ありがとうございます。
ストック活用と活用地ということで、これから両方で取り組んでいくということですね。具体の事例を出していくということで、大阪府でも令和5年から活用地の話も始まりますし、是非とも具体の事例を積み上げていくということで頑張っていく必要があると思います。
また、泉ヶ丘駅北側のURの団地も今建て替え更新が進んでいて、色んな活用地の話が出ていますので、是非良い事例を積み重ねていけたらと思います。
それでは、他にご意見ご質問がないようですので、ただいまから第3号議案の議決を取らせていただきます。第3号議案を承認してよろしいでしょうか。

(異議なしの声)

異議なしということでございます。第3号議案につきましては可決をされました。
ありがとうございました。
これで本日の案件は全て終了いたしました。円滑な議事運営にご協力いただき、また活発な意見交換をしていただき、ありがとうございました。

(全ての議事が終了、閉会)

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電話番号:072-228-7530

ファクス:072-228-6824

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