包括連携協定を締結しました

堺市と堺市農業協同組合（本所：堺市西区）は、相互の連携を強化し、心と体を支える食を育む「農」と市民のかけ橋となることで、地産地消を推進し多様な世代が健やかに暮らすことができる、住み続けたくなる都市をめざし、包括連携協定を締結しました。

○締結日　令和5年7月25日

○連携の内容
（1）市民が共感する都市農業の振興に関すること
（2）食農教育の推進や子育て支援に関すること
（3）生涯にわたる健康増進に関すること
（4）持続可能なゼロカーボンシティの推進に関すること
（5）地域で取り組む安全・防災に関すること

○市長のコメント
　この度の包括連携協定の締結をとても嬉しく思います。
　堺市農業協同組合様とは、これまでも連携しながら様々な活動を行ってきましたが、今回の包括連携協定により堺市の農業振興や地産地消の取組が更に前進します。
　私自身も一市民として堺産農産物を美味しくいただいており、質が高く、生産者の皆様が誇りをもって生産されていることを感じています。しかし、その質の高さや本市の農業産出額は大阪府内で最も多いなど農業が盛んな自治体であることはまだ十分に知られていません。子どもから大人までより多くの市民の皆様が「堺のめぐみ」をはじめとした堺産農産物を知り、味わっていただくことに繋げたいと考えています。そして、地産地消が進むことによってカーボンニュートラルなど他の分野にも良い循環が生まれることも期待しています。また、子育て支援や健康増進、市内に22か所ある店舗を通じた防災の取組など、様々な分野での連携を深めることにより都市魅力の向上をめざします。

○寺下代表理事組合長のコメント
　本日、堺市と包括連携協定の締結に至りましたことを大変嬉しく思います。
　堺市農業協同組合は、これまでも堺市と農業振興に取り組んできました。毎年11月23日に開催している堺市農業祭では、とれとれ市や花市、堺市農産物品評会などを通じて、市民の皆様に地場産農産物のおいしさやすばらしさを知っていただく取組を堺市と連携して行っています。
　今後は、本協定に基づき、農業振興だけではなく、食農教育や子育て支援、健康増進やゼロカーボンシティ、そして安全・防災に関することなど、多岐にわたりこれまで以上に連携を強化することで、様々な地域課題に対応し、豊かな地域づくりに取り組みたいと考えております。
　本協定の締結を契機に、堺の農業振興に一層力を尽くし、「農」と市民のかけ橋となることで、多様な世代が健やかに暮らすことができ、住み続けたくなる都市をめざし、堺市のより一層の発展に貢献します。