Pain de Singe(パン ド サンジュ)
更新日:2024年1月31日
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【取材記事】「Pain de Singe(パン ド サンジュ)」ストーリーシート ※note 外部リンク
概要
「“カジュアルで自由気ままなもの”を生み出したい」という思いを実現するパン
Pain de Singeの代表 門田氏は、デザイン事務所で働いていましたが、「“カジュアルで自由気ままなもの”を生み出せない」と退社し、妻のアドバイスもあり、「自分のアイデア次第でビジネスを広げられるクリエイティブな仕事で、エンドユーザーに近い仕事」としてパン屋で働き始めました。
2012年「Pain de Singe」をオープンし、オリジナルで唯一無二のパン、デザイン知識を反映できるものをつくろうと考え、息子がとびばこを飛んでいる姿を見たところから着想を得て、とびばこパンを開発しました。
社会課題の解決への取組
パン屋の働く環境を変えた「冷凍パン」の技術
話題になったパンを見て「働きたい!」と来てくれた方がいたが、追い付かない製造に振り回してしまい、1年でやめてしまいました。
朝から晩まで働くパン屋の環境を変えて、地元の人が気軽に働ける場所にしたい、またパンは日常的に食べるものだから気軽に買えるものにしたいという思いからたどり着いたのが、「冷凍」でした。
焼き立てパンをすぐに凍結させる「急速凍結機」で製造することで美味しさが逃げ出さないようにしています。
朝の数時間だけ、子どもの迎え時間までなど、さまざまな働き方ができるという理想の働き方を実現しました。
共創パートナー、支援
楽しく効率化で地元雇用を創出
Pain de Singeで働くスタッフは、地元の方ばかりなんです。
2時間だけ働く高齢者の方もいれば、昼から働く子育て世代の女性の方もいます。また、週に数回働く方もいます。
材料の量や水の量などが変わった部分の共有が難しいという課題は、レシピをデータ化し、アプリに入力することで誰でもレシピを確認し、作業できるようになり、また、在庫管理・入出庫管理も行うことで、製造スケジュールを決めやすくなっています。
もっと迅速にスケジュール管理ができれば、シフトの調整や仕入れ予定も組みやすいですし、経済的にも健全です。
スタッフに楽しく働いてもらうためにいろいろなことを取り入れており、材料棚には動物のシールを貼っています。また、整理や掃除に役立つ製品を提案してくれたりするんですが、そういう意見を取り入れて、楽しく仕事ができるようにしています。
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