元堺消防署用地活用の方向性【2025(令和7)年5月策定】
更新日:2025年5月27日
目的
堺市基本計画2025 に示す空間像やエリア戦略、堺都心未来創造ビジョンに示す特性、取組の方向性等を踏まえ、また、歴史文化資源が点在する環濠エリアの中心であるという立地を活かし、元堺消防署用地に賑わいや交流が創出される機能を導入するための方向性を示すものです。
元堺消防署用地活用の概要
元堺消防署用地は、堺都心部の中心に位置しており、沿道などに歴史文化資源が点在する大道筋と堺のシンボルロードとして整備された大小路筋の交差点に近接しています。また、当用地周辺は環濠に囲まれているほか、敷地に面している大道筋には路面電車である阪堺線が通っており、停留所に近接しています。
所在地 | 堺市堺区市之町西1丁1番27号 |
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敷地面積 | 1,170平方メートル |
延床面積 | 庁舎棟:1,462.567平方メートル、倉庫棟:153.74平方メートル |
施工年度 | 庁舎棟:昭和43年度、倉庫棟:昭和52年度 |
環濠エリアにおいては、これまで令和3年度から環濠の水辺や公園、通りなどの公共空間を人々が集まり、憩い、多様な活動を繰り広げられるような場へと転換する取組検討を進めており、それらの取組を公民連携で実現するため、市民や事業者の皆様と社会実験を実施してきました。令和6年11月からは元堺消防署用地の活用に向け、ワークショップ等を通じて、賑わいや交流が創出される場所につなげていくための取組検討を行ってきました。
このことを踏まえ、元堺消防署の立地特性を活かし、民間活力を利用し賑わいや交流が創出される場所をめざします。建物は、既に建築から半世紀以上が経過しており、これまで長い間地域に親しまれてきた建物であること、消防署という特徴的な公共施設であることから、既存建物を利用することで、地域の街並みを残し、建物の歴史や価値を活かします。
事業の概要
・既存建物を利用し、土地及び建物を民間事業者に貸付
・堺市が既存建物の外壁や防水改修等を実施
・民間事業者が内装改修等及び管理運営を実施
・事業期間は20年を想定
・1階の公共性の高いスペースは貸付範囲外とし、民間事業者による管理運営を実施
活用方法・貸付範囲のイメージ
活用イメージ
貸付範囲のイメージ
イメージパース
※確定したものではありません。
今後のスケジュール(予定)
令和7年度~令和8年度 事業者公募
令和9年度~令和11年度 設計・工事
令和11年度以降 供用開始予定
内容
元堺消防署用地活用の方向性(概要版)(PDF:1,143KB)
意見募集の実施結果について
元堺消防署用地活用の方向性(案)に対する意見募集の実施結果について
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