「自殺」を「自死」に表現変更してはいかがでしょうか
更新日:2025年3月31日
市民の声
市ホームページに掲載された「3月は自殺対策強化月間です-守りたい、大切な命-」について、「自殺」よりも「自死」という表現を使用してはどうでしょうか。人権を尊重したニュアンスとなり、これにより社会的な偏見を減らし、相談しやすい環境づくりが促進されることが期待されます。
また、「自殺」という言葉が持つ否定的なイメージを和らげたり、悩んでいる人々への理解や共感が深まることが考えられます。
市の考え方
本市では「堺市自殺対策推進計画(第3次)」に基づき様々な対策事業を実施しており、おおむね「自殺」という用語を使用していますが、「自死遺族相談事業」ではご遺族への配慮から「自死」を使用しています。「自殺」と「自死」の表現の選択には様々な見解があり、「自死」を使用すべきという立場としては、「殺」という言葉への抵抗感や「死に追いやられた」という意味合いから「自死」を使用したいといった意見があることを認識しています。
また、行政の計画とそれに基づく各施策において「自殺」を基本的に用いない自治体も増えていますが、NPO法人全国自死遺族総合支援センターは「丁寧な使い分け」を提唱しています。
本市としましては、様々なご意見を参考にしながら、適切な表現となるよう柔軟に対応します。
受付日
令和7年2月21日
担当局部課(お問い合わせ先)
健康福祉局健康部精神保健課
電話番号:072-228-7062
ファクス:072-228-7943
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館6階
