コンビニエンスストアと連携した性表現対策

堺セーフシティ・プログラムの推進にあたり、堺市における現状把握のため、2014年度に堺市街の公的空間を構成する環境についてのスコーピングスタディを実施し、堺市における現状の調査分析、課題の絞り込みを行いました。

その中で、高い利便性があり、子どもから高齢者、性別を問わず、誰もが日常的に利用するコンビニエンスストアにおいて、成人向け雑誌が、陳列棚の隅に区切られ、かつ立ち読みがしにくいような配慮が施してあるものの、表紙にははっきりとした性的表現を提示する形で陳列され、子どもの目の高さからでも容易に目にすることができる状況であるということが課題の一つとして抽出されました。

そこで、堺市では、プログラムの一環として、コンビニエンスストアと協力し、このような状況の改善に取り組むこととしました。

本取組の趣旨にご賛同いただいた「株式会社ファミリーマート」様とともに、市内店舗において、協働して以下の取組を行っています。

本取組については、株式会社ファミリーマートから賛同を得て2016年3月16日に協定を締結し、2019年1月現在市内10店舗で実施されています。

　コンビニエンスストアと連携した性表現対策について、全国に在住される方を対象とした「インターネット調査」と、実施店舗に来店された方を対象とした「対面聞き取り調査」を実施しました。
　詳細は以下の報告書をご覧ください。