生命(いのち)のメッセージ展in第70回白鷺祭を開催しました
更新日:2019年1月17日
生命(いのち)のメッセージとは
殺人や悪質な交通事犯、いじめなどで理不尽に生命を奪われた犠牲者が主役の展示です。犠牲者の等身大の人型パネル(メッセンジャー)に、生前の写真や遺品の靴、残された家族のメッセージなどを展示します。
「生命の重さ、尊さ」を訴え、犯罪のない社会を創造し、未来の命を守ることを目的としています。
生命(いのち)のメッセージ展in第70回白鷺祭
平成30年11月2日(金曜)から4日(日曜)まで、大阪府立大学中百舌鳥キャンパス学園祭「白鷺祭」で「生命(いのち)のメッセージ展」を開催し、学生や地域住民の方など約850人が参加されました。
【主催】堺市
【共催】認定NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター
大阪府立大学ボランティア・市民活動センター
【協力】特定非営利活動法人いのちのミュージアム
詳細は以下のリンク先をご覧ください。
参考ホームページ(外部リンク):生命のメッセージ展(特定非営利活動法人 いのちのミュージアム)
伝えたいこと
特定非営利活動法人いのちのミュージアム 丸谷さん
ご自身も被害者家族である、特定非営利活動法人いのちのミュージアムで活動されている丸谷さんにお話しをお伺いしました。
「事実」が被害者家族にとってどういうことなのかを知り、命について考えて欲しいと思います。被害者家族はみな、「事実が知りたい」と強く思っています。「事実」が分からないことで被害者家族はさらに苦しい状況に追い込まれます。「事実」が分かれば、被害を防ぐ方法を考えることができます。一方で、加害者からみると、「事実」と向き合うことは「再生」につながるのではないでしょうか。
警察も社会の人たちもふくめ、正しい方向で「事実」を知ろうとすることが大切だと切に思っています。
メッセンジャーは一人ひとりに「生」があり、自分でメッセージを発信する力強さがあります。来場者の方に「命への愛おしさ」を赤い糸に託してつないでいただいています。その「人と人をつなぎ、いのちをつなげる赤い毛糸玉」を見たお子さんの、「赤い糸は血なんだ」という言葉に、はっとしました。
これからもメッセンジャーや赤い毛糸玉を通じて、未来の世界に命の大切さを伝えていきたいと思っています。
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