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PTA人権研修会(第3回)を開催しました

更新日:2019年2月6日

PTA人権研修会とは

 人権問題に対する正しい知識を培い、人権意識の高揚を図ることを目的に、同和問題をはじめとするあらゆる人権問題をテーマに年3回、堺市立の幼稚園・小学校・中学校・高等学校・支援学校のPTA会員を対象に堺市教育委員会 人権教育課が実施している研修会です。第3回については人権教育課と男女共同参画推進課の共催で実施しました。

第3回実施内容

日時

平成30年11月19日(月曜)午前10時から正午まで
平成30年11月30日(金曜)午前10時から正午まで

場所

堺市総合福祉会館 6階 ホール

参加人数

306人

講師

NPO法人 えんぱわめんと堺/ES
北野真由美さん(代表理事)、橋本麻美さん

講座の内容(概要)

テーマ:「あらゆる暴力から子どもを守るためにできること~子どもたちを被害者にも加害者にもさせないために~」
参加型のワークショップ形式で、子どもが安心して、自信をもって自由な気持ちで過ごすために、子ども自身に何ができるかを考え、さらにおとなができることを一緒に考えました。

■子どもと暴力
暴力とは「人の心とからだを傷つけること」、なぜ暴力が起きるのか、力関係等
■子どもが自分の身を守るために
CAPプログラム(Child子どもの Assaultあらゆる暴力  Prevention防止)の紹介
大人の子どもに対する行動について、寸劇を見て考える
■子どもワークショップ
人権意識「安心・自信・自由」の権利
■子どもとのかかわりの中で
子どもたちと向き合うとき、集中してきく、気持ちの言葉を繰り返す、「話してくれてありがとう」と伝え、ありのまま受け入れる
■一人ひとりの境界線
個人と公共、からだとこころの境界線を意識すること、「いや」と「すき」を認める関係が大事
■スマホ・ネット社会の日常生活
スマホ・ネット社会でおきる暴力、トラブル防止のために
■子どもへのエンパワメント
無条件の愛情で受容される「安心」
選択肢がある・やり直しができる「自信」
自分で選んだことを引き受ける「自由」
この3つをもつことで子どもたちはエンパワメントされる

アンケート(抜粋)

・自分の子どもに対する言動をもう一度見直してみようと思いました。子どものことを思って言ったこと、したことが逆に子どもの安心や自信をなくさせていることがあるんだなと、とても勉強になりました。
・自由と責任について、選択肢を与えて本人に選ばせる、引き受けさせることについて考えていきたいと思いました。
・大変勉強になりました。子育て、子どもとの向き合い方だけでなく、自分自身のことについても見つめ直すきっかけになりそうです。
・暴力というと「殴る」というようなことを思い浮かべましたが、心への暴力という事で、とても奥深いものでした。安心、自信、自由という考えを大切にしたいです。
・「私の気持ちは私のもの」、一人一人が大切にされ、自分の気持ちが言えるよう、子どもの話をしっかり聞いて、寄り添って、子どもを見守っていきたいと思います。

このページの作成担当

市民人権局 ダイバーシティ推進部 ダイバーシティ企画課

電話番号:072-228-7159

ファクス:072-228-8070

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館6階

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