このページの先頭です

本文ここから

令和4年度第2回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会会議録

更新日:2023年5月15日

開催日時 令和5年3月28日(火曜) 10時開会 12時閉会
会場 堺市役所 本館3階 大会議室 第3会議室
出席委員

委員長 永田 守(弁護士)
委員  下久保 清美(公認会計士)
委員  鈴木 順子(東京芸術劇場副館長)
委員  永島 茜(武庫川女子大学准教授)
委員  山下 英之(兵庫県立芸術文化センター副館長)

(委員長、職務代理者以下、五十音順)

欠席委員 なし
事務局 観光企画課長 北野 雅史 外
所管課

文化課参事 村井 宏司 外

傍聴人数 0人
案件名

(1)堺市民芸術文化ホール及び堺市翁橋公園の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について
(2)堺市民芸術文化ホール及び堺市翁橋公園の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について

会議資料

次第(PDF:119KB)
委員名簿(PDF:54KB)
資料一覧(PDF:212KB)
資料1 募集要項の概要(PDF:207KB)
資料2 選定審査方法について(PDF:246KB)
資料3 選定基準(PDF:250KB)
募集要項(案)(PDF:784KB)別紙(ファイル:807KB)様式(ファイル:293KB)含む)
業務仕様書(案)(PDF:614KB)別紙(ファイル:25KB)含む)
参考資料(ファイル:30,188KB)

開会

事務局

令和4年度第2回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会を開会する。
なお、鈴木委員はオンライン会議による出席となる旨説明した。

委員紹介

永田委員長、下久保委員、鈴木委員、山下委員、永島委員の順で紹介した。

定足数の確認

出席者5人、欠席者0人で、会議の開催に必要な定足数を満たしていることを確認した。

配付資料の確認

配付資料一覧により確認した。
資料1「募集要項の概要」
資料2「選定審査方法について」
資料3「選定基準」 外

本日の予定の確認

本日の会議では、案件1「堺市民芸術文化ホール及び堺市翁橋公園の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について」、案件2「堺市民芸術文化ホール及び堺市翁橋公園の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について」を審議することを確認した。
なお、会議については、すべて会議録を作成し、非公開部分を除き、後日、堺市ホームページで公開する。

(議事の進行役が委員長に移る)

委員長

会議の公開等

堺市指定管理者候補者選定委員会規則第6条第1項の規定に基づき、会議は公開となっているが、堺市情報公開条例第7条各号に掲げる情報を審議するときは、非公開とすることができる。
指定管理者を選定するための次回以降の会議については、同条例第7条第5号に規定する審議、検討又は協議に関する情報を審議するときに該当するため非公開とする。

案件審議

これから案件の審議に入る。まず、案件1「堺市民芸術文化ホール及び堺市翁橋公園の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について」について、施設所管課から施設概要の説明を受けた後、審議いただく。それでは、施設概要について、説明をお願いする。

施設所管課

施設概要の説明

堺市民芸術文化ホール(愛称:フェニーチェ堺)は、優れた舞台芸術をはじめ、多彩な芸術文化の鑑賞、創造、交流及び普及活動を促進することにより、市民文化のさらなる向上を図るとともに、魅力と活力ある地域社会の形成や都市魅力の創造及び発信に資するため設置された。また、堺区域における地域文化施設として、地域の文化資源や地域の特性を踏まえ、地域住民が積極的に参加できるような施策の推進や地域における文化交流の促進、地域文化を担う人材の育成、子どもが文化芸術に親しむきっかけづくりなどに寄与する施設としても期待されている。施設内容は、2,000席の大ホールと312席の小ホール、他に大スタジオ、小スタジオ、多目的室、文化交流室などを備え、レストランや駐車場を合わせた延床面積は19,815平方メートル。
また、隣接する堺市翁橋公園は、広く市民に憩いの場として利用され、ゆとりや潤いを得る空間として親しまれており、フェニーチェ堺のアプローチ空間としての機能なども有する公園として整備されている。ホールでの公演やイベント等との連携を公園においても実施することで、まちの賑わいの創出など相互の施設の効用を高めることができることから一体的な管理が求められている。公園面積は3,080平方メートル。

委員長

説明について、質問はあるか。

委員

(質問なし)

委員長

募集要項等についての審議に移る。説明をお願いする。

施設所管課

募集要項等の説明

資料1「募集要項の概要」等により説明した。

委員長

説明について、質問や意見はあるか。

山下委員

指定期間について、堺市では5年が多い中、今回10年とするのはどういった考え方か。

施設所管課

文部科学省から、人材育成や企画の立案に時間を要する点に配慮した指定期間を設定するよう通知が発出されており、実際に国内の同規模ホールでもそれぞれの自治体が持つガイドラインで定める期間より長い指定期間とする施設が増えてきた。また、今回公募するにあたって民間の参入を促す意味でも、投資効果を回収しやすくなることから、それらを勘案し10年の指定期間とした。

鈴木委員

指定期間を延ばすことにも関連するが、中間評価の手法についてはいかがか。

施設所管課

国内の同規模ホールを参考に、なるべく早く制度設計を行う。

山下委員

指定期間を延ばすことによる物価変動などのリスクはどう考えているか。

施設所管課

基本的には、指定管理者による負担としながらも、その都度財政当局や指定管理者制度所管課との調整を行う。

下久保委員

指定管理料の減額について、これまでにそういった事例はあるのか。

施設所管課

これまでにペナルティ的な意味合いでの減額はない。
緊急事態宣言等の影響により、休館や事業の中止を余儀なくされ、それに伴って支出が減少した場合に限り、協議の上減額としたケースはある。

鈴木委員

周年事業に係る経費は、指定管理料に含むか。

施設所管課

10年の指定期間の中で、積立と取崩を行うことを想定しており、提案上限額の内のりと考えている。

委員長

目標とする満足度90%以上という指標について、収集するアンケートの質問項目などの指定はないのか。

施設所管課

制度所管課である行政管理課のフォーマットとして、利用者満足度を目標として採用しているが、指標の採り方についても庁内で統一が図られるよう検討する。

永島委員

自主事業について、これまでもさまざまな機関と連携して行ってきたものがあると思うが、継続するべきものがあれば例示するのはいかがか。

山下委員

そういったネットワークを持っているというのも各提案者の強みであって、それらを活かした特色ある提案が見られるならこのままでもよいのでは。

鈴木委員

与えられた条件の中で何ができるかという点で、面白い提案に期待したい。

山下委員

仕様書P3.4.(1).ウ.(イ)「芸術的内容に関する責任者を配置すること」とあるが、市はどのようなイメージを持っているか。

施設所管課

日本芸術文化振興会が行う「劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業」の募集要件を満たすような方をご提案いただければと考えている。

委員長

他に質問はないか。

委員

(質問なし)

委員長

堺市民芸術文化ホール及び堺市翁橋公園の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について、承認することに異議はないか。

委員

異議なし

委員長

異議なしと認め、本件は原案のとおり承認する。
次に、案件2「堺市民芸術文化ホール及び堺市翁橋公園の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について」について、施設所管課から説明を受けた後、審議いただく。 それでは、案件について、説明をお願いする。

施設所管課

選定基準及び選定審査方法の説明

資料2「選定審査方法について」及び資料3「選定基準」により説明した。
最後に、資料3.(6)に市の積算額に対する提案額に応じた点数を自動計算により付与する「(3)指定管理料の削減」という項目を審査項目することの是非について、特にご審議いただければと思います。

委員長

特に審議依頼のあった項目について、質問や意見はあるか。

永島委員

経費削減は大切だが、それが目的化すると、特色ある提案以上に、より安価な提案額でもって競争することになる恐れがある。

山下委員

経費削減の基準というか、目安にはなる。ただ、項目として入れるかどうかに関わらず、(6)の配点内で経済合理性を加味して判断するべき。

下久保委員

基本的には山下委員と同意見。項目として明文化する方法もあり。

鈴木委員

項目の追加には反対。指定管理料を抑えることが目的となってしまい、人件費を圧縮したために良い人材が集まりにくいというケースは全国的にも多い。

委員長

今回公募を行う施設の特性を鑑み、項目を追加しないことで委員会の意見として決定したいがよろしいか。

委員

異議なし

委員長

選定審査方法における面接審査に係る応募団体からの出席人数について、5人以内とあるが、施設の規模を考慮するとやや少なく感じるがいかがか。

山下委員

複数企業で、コンソーシアムやJVを組んで応募してくる場合、一般的な施設管理や舞台設備、事業系、連携担当など多岐にわたるためもう少し多くてもよいと考える。

鈴木委員

10人以内ということにしておけば、間違いないのでは。

委員長

委員会の運営上、問題なければ10人以内に変更ということでよろしいか。

委員

異議なし

施設所管課

問題ありません。

山下委員

10年の安定的な運営という点について、最も避けるべきは指定期間中に倒産するなどの事態だと考えるが、審査基準をどう考えるべきか。

下久保委員

法人形態にもよるが、確かに審査基準の文言化は難しい。

委員長

資料3.(2).(1)、(2)の配点15点の中で、各委員の見識に従って判断を委ねるとして、このままの表現でよろしいか。

委員

異議なし

鈴木委員

資料3.(4).(5)の「非常時対策」という文言について、「危機管理」とはニュアンスが異なるものか。

施設所管課

制度所管課である行政管理課のフォーマットとして、市全般的に使用しているものであり、施設所管課としての意図はない。より分かりやすい表現を検討する。

山下委員

文言どうこうより、非常時の定義を市として明確にするべき。

委員長

他に質問はないか。

委員

(質問なし)

委員長

堺市民芸術文化ホール及び堺市翁橋公園の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について、承認することに異議はないか。

委員

異議なし

委員長

異議なしと認め、本件は原案のとおり承認する。
ただし、資料3.(4).(5)「非常時対策」の文言について、よりよい表現を検討するよう求める。
本日の案件の審議は全て終了した。
以上で、令和4年度第2回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会を閉会する。

閉会

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページの作成担当

文化観光局 観光部 観光企画課

電話番号:072-228-7493

ファクス:072-228-7342

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館2階

このページの作成担当にメールを送る
本文ここまで