堺市立こどもリハビリテーションセンターの指定管理者候補者の選定結果について

所在地　堺市南区城山台5丁1番4号
名　称　社会福祉法人堺市社会福祉事業団

平成30年7月23日 第1回堺市子ども青少年局指定管理者候補者選定委員会（選定基準等の審議）
平成30年10月15日 第2回堺市子ども青少年局指定管理者候補者選定委員会　（書類審査、面接審査、候補者の選定）

社会福祉法人堺市社会福祉事業団

　堺市立こどもリハビリテーションセンターは、心身に障害のある児童及びその疑いのある児童に、豊かな発達と自立を促し、地域社会の中で生き生きとした暮らしが送れるよう家族も含め総合的に援助していくことを目的として設置された施設であり、子どもの状況や発達課題を踏まえ、「保育」、「診療」、「リハビリ」、「相談」を一体的に行う総合的な療育が必要とされるため、療育にあたる職員には、高度な専門的知識や経験が求められる。
　当該団体は、当該施設を管理運営させるために設立した社会福祉法人であり、本市における就学前の障害児の早期発見・早期療育システムの中心的な役割を担っており、長年にわたり蓄積した経験や実績、専門的なノウハウに基づく高度な専門性を活かすことで、多様化する支援ニーズに対応した療育の実施が可能となっている。
　 このことを踏まえ、堺市立こどもリハビリテーションセンター条例（平成5年条例第27号）第12条第1項の規定に基づき、堺市子ども青少年局指定管理者候補者選定委員会において同条例第12条第3項の選定要件に沿って審査を行った結果、当該団体は良好な評価を得た。これまでの本施設の管理運営の実績や提案内容から、当該団体は管理運営能力を十分に有し、条例に規定する要件に適合すると認められる。
　以上のことから、堺市立北こどもリハビリテーションセンター及び堺市立南こどもリハビリテーションセンターの設置目的をより効果的、効率的に達成し、市民サービスの向上を図ることができる団体であると総合的に判断し、選定したものである。

平成30年7月23日　第1回堺市子ども青少年局指定管理者候補者選定委員会会議録
平成30年10月15日　第2回堺市子ども青少年局指定管理者候補者選定委員会会議録

(1)事業計画が市民の平等利用その他の観点から適切なものであること。
（リハセン条例第12条第3項第1号）

(2)事業計画を確実かつ安定的に実施するに足りる経理的基礎その他の経営に関する能力を有すること。
（リハセン条例第12条第3項第2号）

(1)安定的な経営資源
(2)財務規模、組織状況
(3)事業実績

(3)利用者の意思及び人権を尊重し、常にその立場に立ったサービスが提供できること。
（リハセン条例第12条第3項第3号）

(1)利用者・利用者ニーズの把握
(2)個人情報保護、情報公開の考え方
(3)人権尊重の考え方
(4)障害者等の利用への考え方
(5)広報・モニタリング計画

(4)効果的かつ効率的な管理を実施できること。
（リハセン条例第12条第3項第4号）

(1)休館日、開館時間の考え方
(2)人員配置、人材育成の考え方、研修計画
(3)利用料金の考え方
(4)苦情対応の考え方
(5)非常時対策

(5)施設の効用を最大限発揮させることができること。
（リハセン条例第12条第3項第5号）

(1)目標設定
(2)目標達成の方策
(3)自主事業の実施計画

(6)管理経費の縮減が図られること。
（リハセン条例第12条第3項第6号）

(1)経費削減の考え方・方法
(2)収支計画
(3)指定管理料の削減

(7)前各号に掲げるもののほか、市長が定める要件
（リハセン条例第12条第3項第7号）

(1)障害者等就職困難者の雇用
(2)市内経済の活性化
(3)地域振興、地域コミュニティの醸成
(4)環境問題への取組
(5)市の施策に整合する取組実績等（障害者雇用、子育て支援、高齢者雇用、本社・本店、環境マネジメント）