基本理念・基本的な方針
更新日:2012年12月19日
堺市交通バリアフリー化基本理念
基本理念:だれもが移動しやすく安全・快適で活力のあるまちづくり
目的
- 高齢者・障害者などの自立と社会参加に向けた都市環境整備の推進
- より質の高い都市基盤の提供
視点
だれもが移動しやすく安全・快適で活力のあるまちづくりをめざして、総合的・一体的な都市基盤整備及びふれあいのあるまちのソフトづくりのために、市域の交通バリアフリー化を下記の視点にもとづき促進します。また、市域のバリアフリー化を進めるために、交通バリアフリー基本構想を重点整備地区において定め、駅及び周辺地区の交通バリアフリー化を促進するとともに、それ以外の地区についても順次促進します。
- だれもが使いやすいユニバーサルデザインの考え方をベースとして、堺市の歴史・風土など「堺らしさ」を反映した空間づくりを進める。
- 高齢者・障害者などの自立を支援し、まちの活性化を促進するための交通システムを検討する。
(既存の公共交通機関の活用、新たな交通サービスの提供) - 市民・当事者参画型のバリアフリー化のまちづくりを進める。
- 市民一人一人がバリアフリー化について理解を深め、住みやすいまちを実現するための啓発、実践を行うための方策について検討する。
- バリアフリーな空間づくりとともに、バリアフリーに関する情報の提供を促進する。
堺市交通バリアフリー基本構想策定に向けた基本的な方針
1. 交通バリアフリー化の目標
原則として平成13年度から段階的に市内の29駅の駅舎および周辺地区のバリアフリー化を目指す。
市民・当事者ニーズの実現に向け、国の移動円滑化基準などにより、重点整備区内のバリアフリー化をめざす。
2. 重点整備地区の抽出
重点整備地区については、下記の視点に基づき、短期・中期・長期の段階的な抽出を行う。
視点1
通勤・通学の利用が多い、あるいは商業施設の集積が高い地区で、バリアフリー化を今後とも進める必要がある地区
視点2
高齢化の進展が著しいまたは障害者の利用が多いと考えられ、その移動ニーズへの対応が急務である地区
視点3
主要な公共公益施設が立地または計画されている地区
視点4
駅の改良・新設および駅周辺地区の開発・整備が計画されている地区
3. 関係機関との連携による一体的・重点的整備の推進
交通バリアフリーに係る事業の実施主体となる公共交通事業者、道路管理者、公安委員会等の関係者と協議を行い、各事業者の自主性のもと、一体的・重点的な整備を推進する。
4. 市民・当事者の参画による交通バリアフリー化の推進
交通バリアフリー基本構想策定に際しては、より良いまちづくりを進めるために、市民・当事者への情報公開、バリアフリーに関する実態調査、委員会等への参画など市民・当事者の意見の反映に努める。
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