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第4回 堺市議会議員及び市長の倫理に関する調査会

更新日:2018年12月14日

平成30年11月14日開催

出席委員(13人)

猿渡 権三委員、小幡 知子委員、澤野 雅彦委員、谷尾 政代委員、信岡 登志子委員、山本 正廣委員、吉田 紀男委員、伊豆丸 精二委員、黒田 征樹委員、裏山 正利委員、西 哲史委員、石本 京子委員、池尻 秀樹委員

会議の内容

午後1時30分開会

吉田会長

 皆さん、こんにちは。お疲れさまでございます。
 それでは、ただいまから第4回倫理調査会を開催いたします。
 本日の審査は吉川敏文議員からとなっておりますが、審査に入る前に、まず、訂正届が提出されているため、内容についての説明と前回の審査の中で報告者に確認してもらうようお願いしていた内容などについて、事務局から報告いただきます。
 それから審査に入っていきます。また、前回の調査会において、山本委員から質問があった預貯金が該当なしとなっている報告者への説明依頼については、全員の審査が終了してから調査会として協議していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 では事務局、よろしくお願いします。

事務局

 それでは、まず、信貴議員から、訂正届が提出されておりますので、御報告させていただきます。
 お手元の訂正届をご覧ください。
 11月2日付で提出されております。訂正する報告書の名称は、「平成30年資産等報告書」、訂正箇所は、「5預金・貯金」の項目です。訂正の内容ですけれども、訂正内容は(1)当座及び普通預金・普通貯金(総額が300,000円以上のものに限る。)の項目におきまして、該当なしとなっておりました。訂正後ですが、預入先が三菱東京UFJ銀行、総額が区分がアであったということで、訂正の原因は記載誤りということでございます。第2回倫理調査会にて質問があり、口頭で確認した結果を第3回調査会で報告させていただいたところですが、再度確認したところ、三菱東京UFJ銀行の平成29年12月31日現在における残高が30万円以上であったとのことで、訂正届の提出があったものです。
 続きまして、第3回での質問・確認事項について御報告させていただきます。
 前回の審査の中では池側議員、三宅議員、池田議員、西村議員への確認事項について事務局で確認して御報告するということでございました。
 お手元の資料、第3回倫理調査会における質問・確認事項と回答をご覧ください。内容を読み上げさせていただきます。
 まず池側議員です。質問・確認事項としまして、335ページ、「資産等報告書 5預金・貯金」について、該当なしということでありましたが、該当なしで間違いないかということでございました。確認しましたところ、「預金・貯金」について、該当なしで間違いないとの回答でございます。
 続きまして、三宅議員の質問・確認事項です。513ページ、「資産等報告書 5預金・貯金」の(1)当座及び普通預金・普通貯金について、該当なしということであるが、該当なしで間違いないかということでございました。こちらにつきましても、確認をしましたところ、「ゆうちょ銀行」の定額貯金に一定額を預け入れしておられて、「預金・貯金」の(1)当座及び普通預金・普通貯金について、該当なしで間違いないとの回答でございました。こちらにつきましては、前年と比べまして、50万円増えていることが見てとれますので、その分が預け入れした分とのことでございました。
 続きまして、池田議員の質問・確認事項でございます。531ページ、「資産等報告書 5預金・貯金」について、該当なしということであるが、該当なしで間違いないかということでございました。確認しましたところ、「預金・貯金」について該当なしで間違いないとの回答でございます。
 続きまして、西村議員の質問・確認事項でございます。626ページ、「資産等報告書 14その他の債権で、金額が300,000円以上のもの」について、該当なしということであるが、619ページから620ページ、「資産等報告書 1土地および3建物」についても、該当なしとの報告であります。これについて、建物等の賃貸借契約における保証金も含め、該当なしで間違いないかということでございました。確認しましたところ、建物等の賃貸借契約における保証金も含め、該当なしで間違いないとの回答であります。こちらにつきましても、もともと御自身で所有されていた建物を、以前売却された際に、その建物に引き続き居住することで、保証金はなしという条件で売却されたと聞いております。以上でございます。
 事務局から報告は以上です。

吉田会長

 ありがとうございました。ただいまの報告について、何か御質問等がございましたら、よろしくお願いいたします。
 はい、どうぞ。

西委員

 信貴議員についてですが、記載誤りということだったんですけれども、具体的に金額は幾らだったかをお聞きになっていますでしょうか。

吉田会長

 事務局、お願いします。

事務局

 はい、事務局です。金額は確認しております。31万2,469円であったということです。

吉田会長

 はい、西委員どうぞ。

西委員

 わかりました。ありがとうございました。金額的には、ほぼ誤差の範囲かなと思います。本人の勘違いの部分もあると思いますし、制度の趣旨的にはこれで合致するのかなと思います。以上です。

吉田会長

 ありがとうございました。ほかにございませんか。
 では、次に進めさせていただきます。
 各議員への聞き取り事項については質問がないということで、これより資産等報告書等の審査に移ります。時間といたしましては2時間程度を予定しておりますが、時間内に全員の審査が終わらなければ会議時間を延長するか、次回に審査を行うこととするか、その都度皆さんにお諮りさせていただきます。
 なお、御発言の際には必ず挙手をし、マイクを使用してください。また、資産等報告書等のページ番号もおっしゃっていただくようよろしくお願いいたします。
 それでは、689ページ、吉川敏文議員から審査に入ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 ございませんでしょうか。
 ないようでしたら次に進めさせていただきますが、よろしいでしょうか。
 では、続きまして、707ページ、松本光治議員です。何かございましたらよろしくお願いいたします。
 何かございませんでしょうか。
 ないようでしたら、次に進めさせていただきます。
 では、続きまして、725ページ、星原卓次議員の審査に入りたいと思いますので、よろしくお願いします。
 何かございませんでしょうか。
 よろしければ次に進めたいと思います。よろしいでしょうか。
 では、743ページ、山口典子議員の審査に入りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 何かございませんか。はい、山本委員。

山本委員

 山本です。山口議員に関しまして、755ページ、堺市からの前年中の収入内訳に6つ委員の名前が挙げられているんですけれども、事務局からいただいたこの資料の中でちょっと確認ができなかったんです。事務局のほうで補足がありましたらお願いしたいんですが。

吉田会長

 事務局、お願いします。

事務局

 事務局です。山口議員につきましては、議会議員としての立場ではなく、委員に就任されているものがあります。その中で、6つある中の環境審議会委員以外が名簿に入ってないかと思うんですけれども、それ以外については別の立場として就任されております。もし就任期間等が必要であれば、今お伝えすることもできますが、いかがいたしましょうか。

吉田会長

 山本委員、いかがでしょうか。

山本委員

 そうですね、審査する中で確認がちょっとできなかったということで御説明いただいたんですけれども、議員としての就任でないため、議員名簿に載ってないという御説明があったので、就任されていて、この回数に間違いがなければ私のほうは結構です。

吉田会長

 事務局、お願いします。

事務局

 事務局です。事務局のほうで、就任期間と金額、出席回数は確認をさせていただいております。金額も間違いないということは確認をしております。それでよろしいでしょうか。

山本委員

 結構です。

吉田会長

 ありがとうございました。そのほか山口議員の内容について御質問があればお願いします。よろしいでしょうか。
 それでは、次に進めさせてもらいます。
 763ページ、吉川守議員の内容について審査していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 いかがでしょうか。ございませんでしょうか。
 なければ次に進めさせていただきます。
 781ページ、大毛十一郎議員の内容についてよろしくお願いいたします。
 御意見はございませんでしょうか。

裏山副会長

 いいですか。会長。

吉田会長

 はい、どうぞ。

裏山副会長

 大毛議員の781ページですね、土地の固定資産税の課税標準額が前年度とは違うんですが、これは何か、評価が変わったとかいうことでしょうか。

吉田会長

 事務局、お願いします。

事務局

 事務局です。こちらにつきましては、平成29年度固定資産税都市計画税納税通知書を見た上で記入をしているということはお聞きしております。土地の評価替えだと3年に一度ということなので、そちらにはあてはまらないと思うんですけども、詳細については御本人へ確認をすることになるかと思いますが、いかがいたしましょうか。

裏山副会長

 多分ほかの方は3年に1回で変わってないのがほとんどでしたので、今ちょっとこれだけが目につきましたので確認していただければと思います。

吉田会長

 確認ということでお願いします。

事務局

 はい、御本人に確認の上、次回報告させていただきます。

吉田会長

 よろしくお願いします。
 そのほかございませんでしょうか。
 ないようでしたら、次に進めさせていただきます。
 それでは、799ページ、米谷文克議員の内容について審査したいと思います。
 よろしいでしょうか。御意見ございませんでしょうか。

裏山副会長

 会長。

吉田会長

 はい。

裏山副会長

 799ページの固定資産税の課税標準額が、先ほどの大毛議員と同じで、米谷議員も少し違うんですが、理由は多分先ほどと同じかと思いますので、できれば御本人に確認いただければというふうに思います。

吉田会長

 事務局、お願いします。

事務局

 米谷議員につきましても、先ほどの大毛議員と同じく、平成29年度の固定資産税都市計画税の納税通知書を確認したということは聞いております。通常は3年に1回で土地の評価というものが変わるんですけども、例えば、土地の価格が大きく変動した場合には、3年に1回ではなくて、見直しがされることはあると税務部から聞いております。そういう変動で評価替えがあったのかどうかということは確認させていただきたいと思います。以上です。

裏山副会長

 ありがとうございます。それで結構でございます。確認していただければ。

吉田会長

 では事務局、よろしくお願いします。
 そのほか米谷議員の内容について、御質問ございませんでしょうか。
 ございませんでしたら、次に進めさせていただきます。
 817ページ、森頼信議員の内容について審査をお願いします。
 ございませんでしょうか。
 ございませんようですので、次に進めさせていただきます。
 835ページ、城勝行議員の内容についてよろしくお願いいたします。いかがでしょうか。

裏山副会長

 会長。

吉田会長

 どうぞ。

裏山副会長

 835ページで、城議員の場合も同じく固定資産税の課税評価額が前年度と違っておりますので、先ほどのような理由があるのかなというふうに思いますので、聞いていただければと思います。

吉田会長

 事務局、よろしくお願いします。

事務局

 はい、先ほどと同じく平成29年度の固定資産税都市計画税納税通知書で確認して記入したということは聞いております。城議員の分につきましても、同じく確認させていただきます。以上です。

吉田会長

 よろしいでしょうか。

裏山副会長

 はい、結構です。

吉田会長

 そのほか御意見ございませんでしょうか。
 ないようですので、続いて竹山市長の審査に移ります。竹山市長について、何か御意見ございましたらよろしくお願いいたします。
 ございませんでしょうか。はい、山本委員。

山本委員

 山本です。竹山市長におかれても、賃貸し不動産をお持ちだということで、これを貸しておられるときに、保証金を徴収されてるかなと思うんですけども、要返還の保証金が債務に該当しないのかどうか、ちょっと確認をしたいんです。

吉田会長

 何ページですか。

山本委員

 ページで言うと、10ページの15番、その他債務ですね。

吉田会長

 事務局。

事務局

 事務局です。該当なしとなっておりますけれども、保証金等がないのかにつきましては、確認して次回報告させていただきます。以上です。

吉田会長

 山本委員、よろしいでしょうか。

山本委員

 結構です。

吉田会長

 では事務局、よろしくお願いします。

裏山副会長

 会長、もう1点だけ。同じく1ページの固定資産税の課税標準額についてですが、南区泉田中28番、それと29番1号の固定資産税の額が前年度と変わっておりますので、先ほどと同じことなんですけれども、確認していただけますでしょうか。

事務局

 竹山市長の土地のところですけれども、前年度より金額が28番と29番1のところで下落をしております。こちらにつきましては評価替えがあったということで聞いております。以上です。

裏山副会長

 それでは、それはわかりましたので結構です。

吉田会長

 そのほか、竹山市長の内容について御質問ございませんでしょうか。
 ないようでしたら進めさせてもらいますけど、よろしいでしょうか。
 ほかに御意見がないようですので、次に本調査会委員である議員の方の調査に入ります。資料インデックス8番の「書面審査及び文書による説明依頼について」の「2 委員である議員の審査」で、自己の資産報告書が審査される間は退席することになっておりますので、自身の審査の際は退席し、別室で控えていただき、審査が終われば席に戻っていただく形をとらせていただきたいと思います。
 審査中に出た各委員への質問については、事務局が別室の委員に聞き取って、すぐに回答できる場合は報告するという流れにしたいのですが、皆さん、この点いかがでしょうか。
               (「異議なし」という声あり)

吉田会長

 異議なしということで、では早速進めさせていただきます。
 では、報告書のページ順に審査を行います。最初は17ページ、伊豆丸精二議員です。伊豆丸委員は退席をお願いいたします。事務局、よろしくお願いします。
                (伊豆丸委員 退席)

吉田会長

 伊豆丸議員について審査をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 何かございませんでしょうか。
 よろしいでしょうか。
 それでは伊豆丸議員は終わりましたので、御案内をお願いいたします。
                (伊豆丸委員 着席)

吉田会長

 お疲れさまでした。
 続きまして、233ページの黒田征樹議員の審査に移りたいと思います。黒田委員は退席をお願いします。
                (黒田委員 退席)

吉田会長

 黒田議員について、何かございませんでしょうか。
 ないようでしたら、黒田委員に戻っていただきますようお願いします。
                (黒田委員 着席)

吉田会長

 御苦労さまでした。
 それでは、続きまして、385ページ、裏山正利議員についてでございます。裏山委員は退席をお願いします。
                (裏山委員 退席)

吉田会長

 裏山議員について、何かございますか。
 はい、山本委員。

山本委員

 山本です。裏山議員に関しまして、387ページ、「5 預金・貯金」(2)その他預金・貯金で、大阪信用金庫に預金額が合計1,500万円記載されておるんですけれども、昨年には記載がなかったように思います。この件に関して、もし御説明がいただけるんでしたらお願いします。

吉田会長

 事務局、今の意見について確認をお願いします。
 確認をしていただいていますので、しばらくお待ちください。この間に、ほかに御意見ございませんか。

事務局

 事務局です。ただいま裏山委員に確認をしてまいりました。昨年度のファイルの393ページ、こちらの一番下の「13 現金」のところに、総額「カ」と記載があります。こちらの分が今年の報告書では、該当なしに変わっておりまして、この分の現金を先ほど御質問ありました今年の387ページの「預金・貯金」の定期預金にされたということでございます。

吉田会長

 はい、山本委員。

山本委員

 金額の話なんですけども、昨年は現金が500万円から1,000万円という記載がありまして、今年は大阪信用金庫で2本立てで1,000万円と500万円ということで、金額に差があるんですけども、この点についてはいかがでしょうか。

吉田会長

 はい、事務局お願いいたします。

事務局

 普通預金も含めまして、一定、日々の積立・預金の中で、総額が増えているとはお伺いしておるんですけれども、もう一度、改めて御本人にお聞きするということでよろしいでしょうか。

山本委員

 はい。

吉田会長

 もう一度確認していただきますので、しばらくお待ちください。

事務局

 お待たせしました。事務局です。ただいま御本人に確認してまいりました。「5 預金・貯金」のところもそうですけれども、この定期の分についても、毎月の収入が入った分をその分ここに割り当てているということでございます。以上です。

山本委員

 山本です。金額についてむやみに詮索する気はないんですけれども、妥当性があればそれでいいかなとは思いますけども、私の意見としてはちょっと疑念があったから確認させていただきました。一般的に今まで不動産なんか購入しますと、税務当局から税務調査があると思うんですけれども、この預金が増えたときにもやはりちょっと調べてほしいというのは一般的な疑念だと思います。以上です。

吉田会長

 では、事務局から報告がありましたが、よろしいでしょうか。

山本委員

 皆さんがそれでよければ。

吉田会長

 はい、ありがとうございます。そのほかございませんか。
 では、ないようでしたら戻っていただきたいと思います。
                (裏山委員 着席)

吉田会長

 お疲れさまでした。
 では、裏山議員の分は終わりましたので、次、403ページの西哲史議員について審査したいと思いますので御案内よろしくお願いします。
                 (西委員 退席)

吉田会長

 西議員について、御意見がございましたらよろしくお願いしたいと思います。
 ございませんでしょうか。
よろしいでしょうか。ないようですので、戻っていただきますようよろしくお願いします。
                 (西委員 着席)

吉田会長

 お疲れさまでした。
 続きまして、457ページ、石本京子議員です。御案内よろしくお願いします。
                (石本委員 退席)

吉田会長

 石本議員について御意見ございましたら、よろしくお願いします。
 ございませんでしょうか。
 皆さんよろしいでしょうか。では戻っていただきますように御案内をお願いします。
                (石本委員 着席)

吉田会長

 お疲れさまでした。
 では、続きまして583ページ、池尻秀樹議員の審査に入ります。御案内お願いします。
                (池尻委員 退席)

吉田会長

 池尻議員の内容について何かありませんでしょうか。
 ございませんか。
 ないようでしたら、御案内よろしくお願いします。
                (池尻委員 着席)

吉田会長

 お疲れさまでした。以上で全ての報告書の審査が一通り終了いたしました。
 それでは、次に第3回倫理調査会において、「預貯金が該当なしとなっている報告者から疎明資料を求めたい」との意見が出されました件について、倫理調査会としてどのように対応するか、皆さんの意見をお聞きし、対応を協議したいと思います。
 まずは意見をお伺いする前に審査方法について、改めて確認をしておきたいと思いますので、事務局よろしくお願いいたします。

事務局

 それでは、審査方法について御説明いたします。
 水色のファイルのインデックス7「資産等報告書等の審査方法について」をご覧ください。
 資産等報告書等の審査方法につきましては、それぞれの段階に分けて順次審議をしていく形になっております。
 まず、第1段階ですが、書面審査として、資産等報告書等における疑問点について本調査会で議論します。
 次に、第2段階として、疑問点について文書による説明依頼を行うことになります。
 水色のファイルのインデックス8「書面審査及び書面による説明依頼について」の「3 文書による説明依頼」の後段をご覧ください。
 文書による説明依頼については、あえて文書まで求めるほどではない場合などは、文書による説明依頼にかえて、口頭による確認を行うことができるということになっております。
 また、「4 文書回答の審査(1)」にありますように、必要と認めるときは、再度文書による説明を求めることができます。
 インデックス7にお戻りください。文書による説明によっても、なお疑問が残る場合は第3段階として、疎明資料の提出を求めることになります。
 なお、次のページの「5 留意事項」にありますとおり文書による説明を求める場合は、客観的な根拠を示して行うこととなっております。今回の案件につきましては、口頭による確認まで終了している状況です。委員の皆様におかれましては、審査の流れにそって「文書による説明依頼」を求めるのかどうかについて協議いただきますようお願いいたします。
 事務局からは以上です。

吉田会長

 ありがとうございました。
 ただいまの説明について何か御質問等がございましたら、よろしくお願いしたいと思います。
 よろしいでしょうか。それでは、今の審査方法の説明を踏まえて進めます。
 平成30年度資産等報告書において、「預金・貯金(1)当座及び普通預金・普通貯金」が「該当なし」として口頭での確認が終了した方は6人となります。西川知己議員、平田議員、森田議員、池側議員、三宅議員、池田議員です。
 預貯金が該当なしとなっていることについては、過去からも意見書の付属意見に付記されているところです。報告者個人の生活事情もあり根拠なく疑うべきではありませんが、報告者へ書面による説明を依頼するかどうかについて、皆さんの意見を順次伺いたいと思います。理由もあわせてお願いをいたします。
 この件につきまして、御意見ございましたらよろしくお願いします。
 はい、どうぞ。

猿渡委員

 猿渡です。この文書によって説明を求めたいということは、余りにも該当なしが多かったと、そういう印象を我々は持っているわけです。もちろん議事録で残っているわけですけれども、やはりそういうことについては、文書によって、将来に残るものですから、市民の立場としては、これは本当なのかという疑問はやっぱり拭えませんから、その辺に関してそういう御意見が出たんじゃないかなと思います。以上です。

吉田会長

 はい、ありがとうございました。
 山本委員、どうぞ。

山本委員

 この文書による確認ですね、求めた理由なんですけども、このブルーのファイルの最後の付属意見等に平成27年と17年に、同様の指摘があったということも踏まえまして、疎明資料の提出を前提とした文書回答を求めたいと思います。当初、私が提案させてもらったときは、今回訂正届が出された信貴議員も含まれてまして、7人だったんですけれども、今回訂正届で6人になったということで、先ほど猿渡委員からも指摘がありましたように、疑念としては残るという意味で、次のステップに進むためにも文書による回答を求めたいと思います。以上です。

吉田会長

 文書による回答を求めるという猿渡委員、山本委員の意見について、議員側の委員のみなさまから何かございますか。
 はい、どうぞ。

石本委員

 石本です。この文書による釈明書といいますか、この中で一定の書式といいますか、どういう点について明らかにしなければならないかということをですね、もう一度確認させていただきたいなと思うのです。先ほど信貴議員の場合、実際の金額、これも明らかにされておりました。そういう実際に書かれている金額も合わせて、どのような点について明らかにしていくべきかという点について、決まったものがありましたら御紹介いただきたいなと思います。以上です。

吉田会長

 ほか、この件について御意見ありませんか。
 はい、どうぞ。

西委員

 可否を申し上げるというよりは、決め方のことだけ御意見を申し上げたいと思うんですが、非常にだんだんと重たい判断、重たい請求になっていくと思いますので、これから先は、過半数議決ではなくて、全会一致の同意で重たい決断をしていくということで進めていただきたいというお願いでございます。

吉田会長

 全会一致でというような、御意見がございました。
 そのほか市民委員からも何かございませんか。

裏山副会長

 会長。山本委員のおっしゃることもよくわかりますので、その点についてはやはりはっきりしていくということは筋道としては正しいのかなというふうに思います。倫理調査会そのものの、いわゆる目的ということを考えますと、例えば金額、数字だけが明らかになればそれでいいという話ではなくて、それよりもいわゆる額の動きがおかしくないかという、これがここに移ったから前年度よりこう変わったんだとか、こういうようなことがはっきりすれば、額の多い少ないは全然ここの倫理調査会は求めていなくて、そういう動きがはっきりわかればそれでいいのかなというふうに思いますので、先ほどありましたとおり、該当なしと言っていたのが、やっぱり訂正届も出ているということであれば、その該当なしの方は本当にそうなのかということの理由を僕は聞くほうがいいのかなと思います。額を聞くよりも、本来は、この倫理調査会の目的からすれば理由といいますか、ただ使ったとかいう理由ですね、何に使ったというのは直接関係ありませんので、使ったとか何したとかこういうことがわかれば私はいいのかなというふうには思っています。これは私の意見ですけれども。

吉田会長

 そのほか。
 はい、山本委員、どうぞ。

山本委員

 山本です。先ほどの副会長の意見ごもっともだと思います。私も金額そのものがどうだということよりも、なぜ該当なしなのかというのが知りたいところなんですね。その理由というのが、反証資料というか、補足資料として残高証明があれば、こうこうこういう理由で使い切ってしまっているということであれば、市民の方も納得していただけるかなというふうに思います。

吉田会長

 ありがとうございます。
 そのほか、重たい判断ですので、皆さんの全員の総意というものがないといけないと思うんですけども、私の意見として言わせてもらうと、やはり疑念を持たれるということは、せっかく書き入れる欄にア、イ、ウということで価額を書くようになっているのに、該当なしというのは、僕らの市民感覚ではちょっと考えられないような状況なので、そういう意味では、やっぱり書き方がどうかということもあるんですけれども、あくまでも本人の誠意で出していただくんですけども、やはり我々市民にわかりやすいような表現の仕方というのが大事じゃないかなと思います。ただ、書き方についても僕自身が前回のとき意見させてもらったんですけども、市民から見たら、アやイという価額帯の記載ではわからないというような状況もありますので、次の課題になると思いますけれども、こういう疑念が抱かれないような報告の仕方というのもやっぱり大事じゃないかなと思います。そういう意味で今回こういう意見が出ましたので、明確にしていくということが大事じゃないかなと思いますので、また皆さんにお諮りしないといけませんけれども、皆さんの総意で、きちんと文書で報告をしてもらうということにつなげていけば、僕自身はよいのではと思います。その辺ほかに意見ございましたらお願いします。
 それでは、委員の皆さんにお諮りしますけども、全員が文書説明を求めるということで進めていきたいなと思いますけども、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
 市民委員もよろしいでしょうか。文書で求めるということで。
               (「異議なし」という声あり)

吉田会長

 それでは、総意として文書で求めるという意見になりましたので、よろしくお願いします。
 それでは、検討の結果、資産報告等の「5 預金・貯金(1)当座及び普通預金・普通貯金」が「該当なし」となっていることについて、西川知己議員、平田議員、森田議員、池側議員、三宅議員、池田議員に調査会として文書による説明を求めることとしてよろしいでしょうか。
               (「異議なし」という声あり)

吉田会長

 異議なしということで、期限は次回の会議までに提出してもらうということでよろしいでしょうか。
               (「異議なし」という声あり)

吉田会長

 それでは、調査会として対象となる議員に文書による説明を求めることといたします。

事務局

 会長、事務局です。

吉田会長

 はい。

事務局

 今文書での説明を求めるということで調査会としてお諮りいただいて決定いただいたところなんですけれども、先ほど石本委員からもありましたように、文書の回答を求める内容なんですけれども、理由を求めるという御意見と、金額をどうするかというところがありますので、内容の部分を会としてお諮りいただけますでしょうか。

吉田会長

 では内容について、金額をきちんと書いていただくということと、その辺の御意見が、ほかに書き方としてあるとすれば何か方法ございますでしょうか。
 はい、山本委員。

山本委員

 山本です。まず使い切っている理由が第一ですね。それとやはり残高が気になりますので、金額もお示し願いたいということを文書で求めたいと思います。補足としまして、平成17年の付属意見の中でも1,000万円以上の報酬をもらっている議員さんが使い切ってしまうというのは、やっぱりその理由を知りたいということがあります。以上です。

吉田会長

 山本委員からも金額を明確にするということですけども、その件についてほかに御意見ございませんか。
 はい、どうぞ。

信岡委員

 信岡です。今、山本委員から金額も示してほしいとの意見でしたが、今文書で質問される方だけになると思うんです。そうなってくると、ほかの方はわからないということですよね。私はそこがちょっとひっかかるんですね。一部の方だけ該当しないと書いたので、質問されて金額を提示しないといけないと。だから、私は文書で質問する内容を聞くということには別に反対はしないんですが、金額を明確にというのは、ひっかかる部分があります。

吉田会長

 金額まではという御意見でございますけれども、その件についてほかに何かいい形での表現方法がないか。
 はい、山本委員。

山本委員

 山本です。そもそもの目的は、残高証明書を提出していただきたいということがあったんですけども、先ほどの副会長の意見も踏まえて理由というのが出てきましたので、使われた理由が明らかになれば残高はもうなしでもというのが私の気持ちはあるんですけどね。皆さんの賛同を得られれば金額もと思っていたんですけども、全会一致で決めにくいようでしたら理由だけでもというふうに思います。

吉田会長

 山本委員から状況報告という形で明確になっていけば金額まではという意見ですけれども、ほか何か内容的なもので御意見がございましたら聞かせていただければなと思いますけれども、事務局で何か文案などございますか。

事務局

 事務局です。詳細を書くときになかなか理由を求めるというのは、明確に書ける方、書けない方、いろいろ事情があると思います。そのときに、今回金額まではということも言われているんですが、逆に、どこの銀行にどれだけの残高があるという事実を示したほうが説明がしやすいと言われる方については、それも理由として記載していただいて構わないというような取り扱いというのは可能なのでしょうか。事務局として回答にどこまで書いていただければよしとして次回に報告するかというのは非常に難しいところがございますので、ちょっとその辺、委員の御意見を伺いたいというふうに思います。

吉田会長

 はい、どうぞ。

池尻委員

 池尻です。金額につきましては、その本人が説明しやすいよう、金額を記載したほうがいいという方と、いろんな事情がある方もいると思いますので、その辺は決めずに、その方に書いていただければよいかなと思います。

吉田会長

 はい、どうぞ。

裏山副会長

 先ほど言いましたように、調査会の目的からすれば、なぜ該当なしなのかという疑問があるので、その該当なしになった理由さえわかればよいということで、本人としては例えば年間途中で30万円を超えたときもあったんだけれど、最終、この12月31日の時点ではこれだけの額でしたと、これでわかりますかねというような御希望をされる、そういう文書の回答をされる方がいらっしゃれば、先ほど事務局がおっしゃったように、金額の記載でも構わないということでもよろしいでしょうか。私はどちらでも。要するに該当なしという本人の言い分が、理由がわかればそれでいいのかなというふうに思っておりますので、皆さんそれでよろしければ、会長にそのように取り計らっていただきますが、いいですか。
                (「はい」という声あり)

吉田会長

 では、今副会長の話がありましたように、金額等々は別にして、状況報告というか、なぜ該当なしという記入になったのかというところをきちんと書いていただくという報告でよろしいでしょうか。
               (「異議なし」という声あり)

吉田会長

 それでは、該当者への依頼ですが、文面につきましては、会長、副会長に任せていただいて、今の内容についてということで、でき上がったものを皆さんに郵送させていただき、御確認をいただいた上で依頼するということでよろしいでしょうか。
               (「異議なし」という声あり)

吉田会長

 それでは、依頼文を作成の上送付しますので確認をお願いいたします。
 なお、文書による説明については、次回の調査会において事務局から報告してもらえるようにしたいと思います。
 それでは、次回の調査会ですが、これから審査の結果を意見書としてまとめるため、意見書の検討に入ることになります。
 意見書の構成と記載項目について、前年度と同様の形で進めていくこととしてよろしいでしょうか。
               (「異議なし」という声あり)

吉田会長

 それでは、皆さんに御賛同いただけたようですので、構成と記載項目は従来のものと準じた形でまとめることといたします。
 次に、「第9 付属意見等」のところですが、今年度の審査を通して議論していただいた内容を踏まえて、次回皆さんで協議していただきたいと思います。
 皆さん、いかがでしょうか。
               (「異議なし」という声あり)

吉田会長

 御異議がないようですので、次回事務局に素案をまとめてもらい、付属意見の記載項目について、協議させていただきます。
 それでは、最後に日程調整に入ります。事務局、よろしくお願いいたします。

事務局

 次回の日程ですが、5回目を1月に開催させていただきたいと考えております。事前に御都合をお聞きしましたが、1月18日の金曜日に開催したいと思いますが、皆様の御都合はいかがでしょうか。
               (「異議なし」という声あり)

事務局

 それでは、次回は1月18日金曜日13時30分の開催とさせていただきます。

吉田会長

 次回の日程が決定しましたが、場所については、後日、事務局から文書で通知いたします。
 次回は意見書の検討に入る予定ですので、よろしくお願いいたします。
 これをもちまして第4回倫理調査会を終了いたします。どうもありがとうございました。

午後3時2分閉会

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