建設局

更新日：2025年6月12日

局長の写真建設局長　豊川　清雄

このような考え方で組織を運営します

建設局では、堺市基本計画2025をはじめ関連する計画に基づき、「安全安心な都市基盤の構築」、「持続可能な都市魅力の実現」、「歴史文化を活かした都市ブランド力の向上」を念頭に、持続可能な都市経営を推進します。
近い将来の発生が危惧されている南海トラフ巨大地震等の大規模災害への備えをはじめ、安全・安心な市民生活や社会経済活動の都市基盤を構築するため、道路・橋りょう、公園、河川などの都市インフラ施設の計画的な維持管理・更新を着実に進め、防災減災力の高い強靭な都市の実現に向けて取り組みます。
新技術や民間技術力の活用により担い手不足等への対応や公共工事の品質確保に向けた取組を推進します。
持続可能な都市魅力の実現に向け、都市計画道路や連続立体交差事業を推進し、安全で快適な道路ネットワークの確保や都市空間を実現します。また、南部丘陵など緑豊かな自然の保全に取り組みます。
堺の歴史文化を活かした都市ブランド力の向上として、「サイクルシティ堺」を推進し、本市に根付く自転車の歴史文化を活かした多彩な魅力の創出に取り組みます。

パークマネジメント等、民間活力の導入により賑わいを創出し、維持管理費用の縮減を図ります。また、民間のニーズを把握し、局が所管する低未利用地の利活用やネーミングライツにより、新たな財源確保に取り組みます。

局内の委託・工事等発注事務や指定管理関係事務、個人情報の取扱等において、庁内の事務処理誤り事例における発生原因や対応策等の情報共有、無理のない事務スケジュールの確保を図ることなどにより、事務処理誤りを発生させない体制を確保し適正な事務執行に努めます。

近い将来に発生が懸念される南海トラフ地震や上町断層地震等の大規模災害時等に備えるため、重要となる緊急交通路等における橋りょうの耐震化を着実に進めます。また、災害時の円滑な物資輸送や救助活動、避難場所の確保に必要となる道路・公園・河川などの都市インフラ施設を平時から適切に維持管理・更新します。

老朽化が進む道路舗装、道路構造物（照明灯、標識、トンネル・カルバート）、橋りょうや公園施設等について、個別施設計画に基づき、点検・補修等を計画的に行います。また、予防保全型の点検・補修の実施により維持管理・更新費用等のライフサイクルコストの縮減、施設の長寿命化を図ります。

都市インフラの整備・維持管理において、公共工事におけるダンピング受注の防止や品質確保、地域建設業の維持や担い手確保を目的として、建設工事の入札契約制度の見直しや道路施設等の維持管理の低コスト化に向けたICT等の新技術の導入等に取り組み、公共工事の品質確保を図ります。
パークマネジメントの推進等民間活力導入を進め、多様化・高度化する市民ニーズに適切に対応します。

都市計画道路の整備や連続立体交差事業を進め、都市の円滑な移動を確保し交通機能や都市防災機能の強化、道路交通環境の改善を図ります。都市計画道路については、ネットワークを形成する路線をはじめ渋滞緩和や安全な通行空間確保について、事業中路線の早期効果発現に向け取り組みます。連続立体交差事業について、2区間（南海本線、高野線）の事業に着手しており、南海本線の高架工事が本格化する中、一層の財源確保に取り組み、事業を着実に推進します。

本市に根付く自転車の歴史文化を市内外に広く発信し、また、シェアサイクルポートの拡充など利便性向上への取組や自転車賑わい拠点施設の整備、自転車通行環境整備による回遊性や快適性を高め、市民が自転車に愛着を持ち、本市を訪れる人にも自転車の魅力を感じられる「サイクルシティ堺」を推進します。また、市営駐輪場の管理コストの縮減や利用者の利便性向上など効率的な管理運営を通じた駐輪環境の向上に取り組みます。

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