令和6年第2回市議会(定例会)
更新日:2024年7月26日
令和6年第2回市議会(定例会)は、5月13日から6月14日の33日間開かれ、市長から提出された議案35件と議員提出議案4件を論議のうえ、それぞれ可決等しました。
令和6年度一般会計補正予算
給付金・定額減税など国の経済対策に係る対応をはじめ、次の補正予算が提案されました。
予算の内容
▶定額減税調整給付金の支給
所得税及び個人住民税において、定額減税しきれないと見込まれる方に対して、その差額に応じた給付金を支給
▶住民税非課税世帯等臨時特別給付金の支給
住民税非課税世帯又は均等割のみ課税となる世帯及び当該世帯に扶養される18歳以下の児童に対して給付金を支給
▶戸籍総合システムの改修
▶堺エネルギー地産地消プロジェクトの推進
市内における新たな太陽光発電設備の更なる普及と、そこで発電された電力を公共施設に供給するフィジカルPPA(※)などの推進のため、設置事業者への補助を実施
※PPA…初期費用ゼロで太陽光発電設備を設置し、導入費用を電気料金として支払う手法
▶学校給食の食材費高騰追加支援
パン・米飯・牛乳の価格上昇に伴い、質を維持した給食の提供を行うため、食材費高騰分の追加支援を実施
議員からの要望・意見
▶学校給食について
物価高騰が続く中で、献立の作成に苦労していると理解する。給食の質の確保など、保護者の皆様と積極的な議論をして、よりおいしい給食を提供していただきたい。
▶その他関連した質問
▷住民記録、地方税など20の基幹業務を対象とした自治体業務システムの標準化への移行により、さまざまな手続きがワンストップで申請可能になるなど、行政サービスの利便性向上が見込まれる。スピード感をもってシステム標準化を推進していただきたい。
▷市内の小・中学校における太陽光発電設備の未設置校への追加設置については、PPAなどの活用で設置コストを抑える工夫をし、規模の大きい太陽光発電設備が設置できる可能性を検討していただきたい。
【審議結果】
最終本会議で全会一致で可決
意見書
今議会では、次の意見書を可決しました。
可決した意見書は、議会の意思として国会又は関係行政庁に提出します。
▶全会一致
▷学校体育館への空調設置に係る補助事業の期間延長を求める意見書
▷聴覚補助機器等の積極的な活用への支援を求める意見書
▷災害発生時における信頼性の高い情報連携体制の構築への支援を求める意見書
▶賛成多数
▷下水道の維持管理・更新におけるウォーターPPP導入に向けての丁寧な対応を求める意見書
議会トピックス
電子採決システムを導入
「開かれた議会」と「議会の権能強化」に向けた取組として、電子採決システム【下画像】を導入し、運用を開始しました。
議場内のスクリーンに議員別の賛否と採決結果を表示
(イメージ)
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