浜寺昭和校区

　惜松碑（偶然浜寺に来た大久保利通が松林の伐採を惜しんで詠んだ歌の碑）や与謝野晶子歌碑がある。
　名松100選にも選ばれる美しい松林や約170種類のバラが植えられているばら庭園、約1200本の桜などたくさんのみどころがあり、古くから歴史のある公園である。

　明治40年建築され、平成10年に国の登録有形文化財に登録される。本格的な洋風デザインの建築物の美しい駅舎である。

　浜寺公園駅東側の線路沿いには、約50本の桜が並ぶ。遊歩道も整備され四季の花も楽しめるプロムナードとなっている。この桜並木は昔、プロムナードから離れた所にあったさくら道の面影を今に伝えている。
　さくら道とは、ここから1キロメートルほど東にあり、昭和の初めに桜の木が植えられ、春には桜のトンネルが延々と続いていた。時代が経つにつれ1本1本と姿を消し、現在では桜の木はないが「さくら道」という名称のみを今に残している。