無理なく続く、毎日の「ながら運動」習慣
更新日:2026年6月30日

「運動しなきゃいけないのは分かっているけれど、忙しくて時間が取れない…」「きついトレーニングは長続きしない…」そんな悩みはありませんか?
そこでおすすめなのが、日常生活のなかに自然に運動を取り入れる『ながら運動』。
皿洗いをしながら、テレビを見ながら、通勤しながら……
いつもの習慣を少し工夫するだけで、立派な筋トレや有酸素運動に早変わり!
運動するための時間を確保する必要がなく、無理なく生活に定着させることができます。
健康な生活を送るうえで大切なことは、特別なジムに通うことでもなく、「無理なく毎日続けること」です。激しいスポーツを行わなくとも、日常生活の中で筋肉を意識して動かすだけで、現代人に不足しがちな運動量を十分に補い、運動不足を解消することが可能です。
本ページでは『ながら運動』のメニューを紹介していますので、ご自身にあった『ながら運動』を実践してみてください!
ながら運動のメニュー
掃除機をかけながら【ランジ(足の踏み込み)】
やり方
- 掃除機を前に進める動きに合わせて、片足を大きく前に一歩踏み出します。
- 前に出した足の膝が90度近くになるまで、腰を真下に深く落とします。
- 前の足で床を蹴るようにして元の姿勢に戻り、次は反対の足で同様に行います。
ポイント
- 踏み込んだとき、膝がつま先よりも前に出ないよう注意してください(膝を痛める原因になります)。
- 上半身が前に倒れがちになるので、背筋をまっすぐ起こした状態をキープします。
期待できる効果
- ヒップアップ・美脚効果: お尻(大臀筋)や太ももの前後(大腿四頭筋・ハムストリングス)を強力に刺激します。
- 代謝アップ: 下半身の大きな筋肉を使うため、全体の消費カロリーが増えます。
洗濯物を干しながら【スクワット】
やり方
- 床(または低い位置)に置いた洗濯カゴの前に、足を肩幅程度に開いて立ちます。
- 洗濯物を1枚取るたびに、お尻を後ろに引くようにして腰を落とします(スクワット)。
- 洗濯物を手に取ったら、足の裏全体で床を押すようにして立ち上がり、そのまま干します。
ポイント
背中を丸めて下を向くのではなく、胸を張って視線は正面を向けたまま、股関節から折り曲げるイメージでお尻を落とします。
膝が内側に入らないよう、つま先と同じ方向(やや外側)に向けます。
期待できる効果
- 下半身全体の引き締め: 太もも、お尻、ふくらはぎをバランスよく鍛えられます。
- 腰痛予防: 中腰で洗濯物を取る習慣がスクワットに変わることで、腰への負担が軽減されます。
皿洗いをしながら【つま先立ち】
やり方
- シンクの前に立ち、足を腰幅程度に開きます。
- かかとをできるだけ高く上げ、つま先立ちになります。
- かかとを床につく寸前までゆっくり下ろし、再び上げます。これを皿洗いの間、心地よいペースで繰り返します。
ポイント
- 親指の付け根(母指球)にしっかり体重を乗せるように意識すると、足首が外側に逃げず、まっすぐ綺麗に上がります。
- お腹とお尻にも軽く力を入れてキュッと締めると、姿勢が安定して皿洗いもしやすくなります。
期待できる効果
- ふくらはぎの引き締め・美脚: ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)が鍛えられ、引き締まった足首を作ります。
- 冷え・むくみの改善: ふくらはぎを動かすことで下半身の血液を心臓へ戻すポンプ機能が高まり、血行が良くなります。
テレビを見ながら【寝転がって足パカ】
やり方
- 床に仰向けに寝転がり、両足を天井に向けてまっすぐ垂直に上げます(テレビが見やすいように頭の下にクッションを敷いてもOK)。
- 両足を無理のないところまで、左右に大きく「パカッ」と開きます。
- 内ももの筋肉を意識しながら、ゆっくりと元の位置(足が合わさる位置)に戻します。これを繰り返します。
ポイント
- 足を戻すときに、勢いをつけず、「じわじわ」とゆっくり戻すことで筋肉への負荷が高まります。
- 腰が反って床から浮いてしまうと腰を痛めるので、お腹に少し力を入れて、腰を床に押し付けるようにします。
期待できる効果
- 内ももの隙間・すっきり美脚: 普段の生活では鍛えにくい「内転筋(内もも)」をピンポイントで引き締めます。
- むくみ解消: 足を心臓より高い位置に上げるため、下半身に溜まった水分や血液の巡りが良くなり、脚が軽くなります。
歯磨きをしながら【つま先立ち】
やり方
- 洗面台の前に立ち、足を腰幅程度に開きます。片手で歯磨きをしながら、もう片方の手は洗面台に軽く添えてバランスを取ります。
- かかとをできるだけ高く垂直に上げ、つま先立ちになります。
- かかとを床につく寸前までゆっくり下ろし、再び上げます。
- 歯を磨いている間(2〜3分間)、この上下運動を心地よいペースで繰り返します。
ポイント
- 足の親指の付け根(母指球)にしっかりと体重を乗せるように意識します。小指側に体重が逃げてしまうと、足首を痛めたり、効果が半減したりします。
- 頭のてっぺんが天井から糸で吊るされているようなイメージで、背筋をまっすぐ伸ばし、お腹とお尻をキュッと締めると姿勢が安定します。
- 歯磨きに集中するあまり、かかとを下ろすときに「ドスン」と勢いよく落とさないよう、下ろすときこそゆっくり耐えるように動かすのが効果を高めるコツです。
期待できる効果
- ふくらはぎの引き締めと美脚効果:第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)をダイレクトに刺激し、キュッと引き締まった足首を作ります。
- 冷え・むくみの解消:ふくらはぎのポンプ機能が活性化されることで、下半身に滞りがちな血液やリンパ液が心臓へとスムーズに戻り、足の冷えやむくみがスッキリします。
- 体幹の強化・姿勢改善:歯磨きをしながら不安定なつま先立ちをキープしようとすることで、お腹や背中のインナーマッスル(体幹)が自然と鍛えられ、立ち姿が綺麗になります。
歩きながら【大股・早歩き】
やり方
- いつもの歩幅よりも「握りこぶし1個分(約10cm)」広く一歩を踏み出します。
- 着地はかかとから行い、最後はつま先でしっかり床を蹴り出します。
- 息が少し弾むくらいのスピード(目安:人と笑顔で会話はできるが、歌うのはきつい程度)で歩きます。
ポイント
- 腕を前に振るのではなく、肘を後ろに引くように意識すると、自然と歩幅が広がりスピードも上がります。
- だらだら歩くのではなく、みぞおちから足が生えているようなイメージで、骨盤から前に出す意識を持ちます。
期待できる効果
- 脂肪燃焼(有酸素運動効果): 心拍数が適度に上がり、効率よく脂肪を燃焼させます。
- お腹まわりの引き締め: 大股で歩くことで、骨盤と背骨をつなぐインナーマッスル(腸腰筋)が使われ、ぽっこりお腹の解消につながります。
階段を上りながら【かかと浮かし】
やり方
- 階段を上る際、足の指の付け根(母指球あたり)でステップを踏み、かかとを常に少し浮かせた状態で上ります。
ポイント
- 前傾姿勢になりすぎないよう、目線は少し上げましょう。
- 踏み外すと危険なので、手すりの近くで行うか、慣れるまでは一段ずつゆっくり丁寧に行ってください。
期待できる効果
- ふくらはぎのシェイプアップ: 筋肉に負荷をかけ続けることで、足首やふくらはぎが引き締まります。
- 血流促進: ふくらはぎのポンプ作用で血液循環が良くなり、むくみや冷えが改善します。
- 歩行の安定: 足首周りの強化により、疲れにくく効率の良い歩き方ができるようになります。
電車で立ちながら【吊り革を使わないバランスキープ】
やり方
- 足を肩幅程度に開き、吊り革や手すりにすぐ触れる位置に立ちます(安全第一で)。
- 電車の揺れに合わせて、足の裏全体で床を掴むようにし、下半身と体幹を使って耐えます。
ポイント
- 急ブレーキなどに備え、いつでも吊り革を掴めるように準備しておいてください。
- 膝をほんの少しだけ緩めると、クッションの役割を果たしてバランスが取りやすくなります。
期待できる効果
- 体幹の強化: 揺れに耐えることで、腹筋周りの深層筋肉が鍛えられ、姿勢が安定します。
- バランス能力の向上: 重心移動を微調整し続けることで、身体の安定感とバランス感覚が高まります。
- 下半身の引き締め: 姿勢保持のために足の筋肉が働き、むくみ改善や代謝向上に役立ちます。
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