吹付けアスベストとは
更新日:2012年12月19日
アスベストにセメント等の結合材と水を加え混合し、吹付け機を用いて吹付けたものです。
昭和30年頃から50年頃までに、壁や天井等の防火・耐火・吸音性能等を確保するため、幅広く用いられました。
吹付けアスベストには、アスベストを0.1パーセントを超えて含有する「吹付けロックウール」、「吹付けひる石(バーミキュライト)」、「パーライト吹付け」、「発泡けい酸ソーダ吹付け石綿」等も含まれます。
アスベストが人への影響をもたらすのは、吸入によって取り込まれる一定のサイズのアスベスト繊維です。したがって、空気中に飛散することがない状態では人体への影響はありません。つまり何らかの形で大気と遮断することができる場合は飛散しませんから、特に問題とならないわけです。
スレートなどの建材をはじめとする石綿製品は、非飛散性アスベスト製品であり、一般的にプラスチック、ゴム、セメント等でアスベストを固定してあるため、切断等の加工をしないかぎり、影響を及ぼすことはありません。
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