その他
更新日:2025年3月27日
「生きごみさん」のよくある質問
Q生ごみを毎日入れると、いつか土が箱からあふれ出るのでは?
生ごみの約80%は水分です。分解時の発熱により水分は蒸発しますし、微生物が栄養を分解して気体や水にもなるので、土があふれ出る心配はありません。
Q白いカビが全面に発生!
微生物が活発に活動している証拠なので、問題ありません。そのまま続けてください。
Q旅行に行くので、生ごみを毎日投入できなくなりました。
問題ありません。すぐに復活できるのが「生きごみさん」のいいところ。数日ならそのまま生ごみを、長期のお休みなら米ぬかと水を足して全体をかき混ぜ、温度が上がってから再挑戦を!
Q冬は温度が上がらず、分解が進みません。
箱を毛布で覆う、発泡スチロールの箱に入れる、家の中(玄関など)で育てる、などの保温対策や、高カロリーな物の投入を!
Q虫が発生!どうしたらいいの?
虫(注1)が発生した場合は、以下の方法で退治できます。
(1)土を天日干し
(2)米ぬかを多めに投入するなど温度を上げる
(3)生ごみ投入を一時中止
虫の発生を防ぐには、以下の対策が有効です。
(1)不要なシーツやTシャツなどで段ボール箱を覆う
(2)水分過多にならないように水分調整をする
ただし、腐葉土中に元々卵が産み付けられている場合があり、完全に虫の発生を防げる訳ではありません。
(注1)「コウカアブ」とその仲間の幼虫がよく発生します。なお、コウカアブ自体は成虫も含めて人体に害はなく、反対に分解を進めてくれる「よき友」のため、必ずしも退治が必要ではありません。
ダンボール箱を使わない方法
ダンボール箱以外の資材で「生きごみさん」に取り組む方法をご紹介します。
発泡スチロール箱
使い方
- 箱の底四隅に水抜き用の穴を開ける。
- 箱の底面(内側)に底上げ用としてプラスチック製のトレイやすのこ等を敷く(箱の下の底上げは不要)。
- 中袋を使用して分解床を作る。
ポイント
- 虫の侵入を防ぐために中袋をしっかりと閉める。
- 通気性を考慮して、フタはしっかり閉めずに少しずらしておく。
買い物カゴ
使い方
- カゴの内側(側面・底面)にダンボールの板や新聞紙を貼り付ける。
- カゴの下に底上げをする。
- 中袋を使用して分解床を作る。
ポイント
- 虫の侵入を防ぐために中袋をしっかりと閉める。
- フタの代わりにカゴの上部を布等で覆う。
バケツ
使い方
- バケツの底面(内側)に底上げをする(バケツの下の底上げは不要)。
- 中袋を使用して分解床を作る。
ポイント
- バケツの底に溜まった水を定期的に捨てる。
- 虫の侵入を防ぐために中袋をしっかりと閉める。
- フタの代わりにバケツの上部を布等で覆う。
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