迷い犬・迷い猫に関する相談
更新日:2021年10月7日
迷子ポスター
飼い犬・飼い猫が行方不明になった方からの届出や、迷い犬・迷い猫を保護した方からの届出を記録し、似た特徴の動物が見つかった際に届出者にお知らせしています。
迷子になってしまったら
(1)近辺を探す(すぐに行ってください。)
逃げた瞬間に居合わせた場合は、とにかくすぐに探しましょう。
家で待っていても、動物が自分で帰ってくることはまずありません。
特に猫は、脱走すると暗い場所や狭い場所や高い場所に隠れてじっとする傾向にあります。いなくなった場所の近くを集中的に探してください。
ただし、パニックになって逃げている犬猫を無理に追うと、車道に飛び出すことがあるので、保護は慎重に行うようにしてください。
(2)保健所と警察に連絡を入れる(その日のうちに行ってください。)
保健所(堺市動物指導センター)
電話・ファックス・電子メール・インターネットのいずれかで至急連絡してください。
参考ページ:所在地・お問い合わせ(動物指導センター)
インターネットで届出をすることもできます(電子申請)
参考ページ:堺市保護収容動物情報[大阪府堺市の保健所で保護収容されている迷い犬(迷子犬)・迷い猫(迷子猫)]
警察署または交番
最寄りの警察署または交番へは、必ず出向いて「遺失届」の書類届出を行ってください。
保健所と警察に伝えること | |
---|---|
失踪日時 | 「最後に見た日時」と、「いないことに気付いた日時」の両方を伝えるとよいでしょう。 |
いなくなった場所 |
|
いなくなった時の状況 |
気づいたら家にいなかった、散歩中に首輪が抜けた、など |
ペットの特徴 |
種類・毛色・性別、不妊手術をしているか・毛の長さ・毛のカットの様子・ペットの大きさ(体重、体長、体高) |
ペットが身に着けているもの |
首輪・リード・服など |
ペットの性格 |
おくびょう、ひとなつっこい など |
- ペットの写真を持っていれば、郵送やメールなどで、画像を関係機関に送っておくようにしましょう。
(3)近隣自治体の保健所へも連絡する
体力のある犬の場合、遠くへ走って堺市から隣の市へ出てしまうことがあります。 近隣自治体の保健所へも連絡してください。
各自治体ホームページの保護犬情報を頻繁にチェックしておくようにしましょう。
堺市外の自治体で保護された場合、ホームページで迷子犬猫として写真が掲載されることがあります。
お探しの犬猫が見つかるまで、頻繁にチェックしてください。
参考ページ:環境省 収容動物データ検索サイト
(4)写真や特徴などを載せたポスターやビラを作り、探していることを近隣の方に知ってもらう(当日~数日以内にすることが望ましい)
自分や家族だけで探せる範囲には限界があります。
ポスターやビラを作り、近隣の動物病院・スーパー等に掲示を依頼したり近隣の方に配布したりして、探していることを周囲に伝えましょう。似た動物を見かけた人が連絡をくれることがあります。
特に運動量のごく少ない小型犬や猫の場合はいなくなった場所からほとんど移動しないこともありますので、サイズが小さくてもビラを作って各家庭にポスティングすることも有効でしょう。
(中型犬以上の犬の場合は、時間が経てば経つほど遠くへ移動してしまう恐れがあるので、配布する場合はできるだけ早く行いましょう。)
ビラの作成例
(注意)
- トラブルにならないよう十分気を付け、他人の迷惑にならない形で行いましょう。
- 記載する連絡先は、必要以上の個人情報は書かずに、苗字のみにしたり、極力すぐ変更することのできる携帯電話番号などを記載するようにしましょう。
- ポスターを貼る場合は、その場所の持ち主の許可を得てから貼るようにしましょう。
- ビラやポスターを配布した場所は地図などで必ず記録しておいて、ペットが保護された後には貼ったビラやポスターはすぐはがしましょう。
犬・猫を保護したら
飼い主がその犬・猫を捜している可能性があるため、動物指導センターと警察に至急連絡してください。
犬がうろついている場合には、動物指導センターにご連絡いただくと、保護収容します。
猫の場合は、迷子ではなく外飼いの飼い猫である可能性がありますのでご注意ください。
いなくなったペットが無事に戻ってきたら
一緒に探していた人や連絡した関係機関に、無事戻ったことを伝えましょう。
ビラやポスターを貼った場合は、すべてはがすようにしましょう。
逃げた原因を思い出し、同じ理由で逃げ出すことのないように対処しておきましょう。
(1)花火大会や台風、雷の日に、大きな音でパニックになり、鎖を切って逃げ出した場合
花火大会の晩 や、台風・大雨・雷など悪天候の日は、あらかじめ犬を屋内に入れておくようにしましょう。
(2)古くなっていた首輪やリードが破損して脱走した場合
新しい首輪やリードなどに変えて、定期的に破損していないか点検しましょう。
(3)玄関の扉が開いていて、いつのまにか脱走していた場合
玄関の扉や窓などを開けっぱなしにしない。また、玄関から扉を一枚隔てた奥側で飼育する習慣をつけましょう。
(4)公園で放して散歩させていたらいなくなった場合
公共の場所での放し飼いは大阪府の条例で禁止されています。放し飼いは絶対に行わず、必ずリードでつないで散歩させましょう。
迷子札の装着や、鑑札・狂犬病予防注射済票(犬の場合)を、必ず装着しておくようにしましょう。
生後91日以上の犬には、市への登録と狂犬病予防注射を行い、受け取った鑑札や狂犬病予防注射済票を装着しておく義務があります。これらの手続きがまだである場合は、早急に行っておきましょう。
鑑札や済票が首輪についていれば、保護されたときに動物指導センターや警察署から迅速に保護の連絡ができるようになります。
(参考ページ)犬の登録・注射に関すること
ペットを迷子にしないために
所有者明示をしましょう
室内飼育の犬や猫でも、逃げてしまうことがあります。家の中でも必ず迷子札やマイクロチップなどを装着し、身元がわかるようにしておきましょう。
- 首輪に連絡先を書いた迷子札を付けておくと、保護した人が直接飼い主に連絡できるでしょう。
迷子札の例
- 犬には鑑札や狂犬病予防注射済票をつけましょう。動物指導センターでは番号から身元がわかるようになっています。
鑑札や済票の装着例
鑑札及び狂犬病予防注射済票のデザイン
- 首輪についているものをかじってしまう犬の場合は、首輪に直接マジックなどで連絡先を書いておくとよいでしょう。
連絡先を直接書いた首輪
- マイクロチップもおすすめです。首輪と違い、外れたり、他人に外されたりすることがありません。
マイクロチップの情報は飼い主にしか変更ができないため、盗まれた時などに自分が飼い主だと証明することができるでしょう。
(注意)マイクロチップそのものの中には、番号(15けたの数字)しか登録されていません。番号を管理している団体へ、その番号に対応する飼い主情報を必ず登録しておきましょう。
参考:(環境省ウェブサイト)マイクロチップはペットとあなたを結ぶ絆です(外部リンク)
マイクロチップの写真
逃げる恐れのある時は、あらかじめ対策しましょう
- 花火の音を怖がる外飼いの犬…近くで花火大会のある日は、あらかじめ室内に入れておく。
雷や大雨の日なども同様です。
- 引っ越しを行う時など…家族でない人(業者等)が搬入や点検などのために玄関の扉を長く開けることが予想されるときは、室内で飼育しているペットが逃げ出さないように、ケージに入れたり部屋に鍵をかけるなどしておきましょう。
万が一の 時の備えをしておきましょう
犬猫の写真を撮っておきましょう。 顔、全身、特徴的な柄など、何枚か写真を撮っておくとよいでしょう。
顔や全身の模様のわかる写真
参考ページ:ポスター「大切なペットが迷子になったらすぐに保健所と警察へ!」(PDF:290KB)
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