消火器の悪質点検業者にご注意
更新日:2025年3月12日
現在、堺市消防局管内において、会社などを狙った消火器の訪問点検で、高額な点検料を請求される被害が頻発しています。
不適正な点検等を行う業者の手口は巧妙です。
1.いつも出入している業者を装う
2.事前にサインを求める
3.強引に点検を実施し高額な代金を請求する
4.消防署から依頼を受けて来たと偽る(消防署が点検を依頼したり、消火器を販売することはありません。)
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(印刷して回覧にご使用ください)
手順としてはこのような事案が多数発生しています。
原則として、契約書に一旦サインをするとクーリングオフ制度が発効されず支払いをせざるをえない状況になるので特に注意が必要です。
これらは、消防法はもとより刑法、商法、民法等における法律上の違反の有無を明確にすることが困難なケースが多くみられます。そのためトラブルの発生を未然に防止するためには、事業所等の関係者自らによる予防策を徹底することが第一であると考えられます。
※お知らせ
自動車販売修理会社にクーリングオフ(無条件解約)を認める判決が出たケースもあります。
(平成15年3月19日神戸地方裁判所) (平成15年7月30日大阪高等裁判所)
次の「点検業者の手口」及び「対処方法」を参考にして、被害に遭わないよう注意して下さい。
消火器の不適正な点検等を行う業者の手口について
点検業者の手口 | 対処方法 |
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出入りの点検業者を巧みに装う
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内容を説明せず書面(契約書)にサインを求める 窓口で書面にサインを求める。 (書面の2枚目が契約書になっている場合が有る)
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代金を請求する 出入り点検業者が点検した直後であっても、全数機能・点検で代金を請求する。
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消火器の返還を拒否する (高額であるため代金の支払いを拒否した場合)
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不誠実な点検を行う 薬剤の詰替えをしたように見せかけて詰替え料を請求する。 (消火器の容器だけ清掃して、点検を実施したように錯覚させる)
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消火器の不適正点検に関するお問い合わせは、最寄りの消防署へお願いします。
堺市・高石市・大阪狭山市内のお問い合わせ先
担当課 | 電話番号 |
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消防局予防査察課 | 072-238-6005 |
堺消防署 予防課 | 072-244-0119 |
中消防署 予防課 | 072-277-0119 |
東消防署 予防課 | 072-286-0119 |
西消防署 予防課 | 072-274-0119 |
南消防署 予防課 | 072-299-0119 |
北消防署 予防課 | 072-250-0119 |
美原消防署 予防課 | 072-362-0119 |
高石消防署 予防課 | 072-266-0119 |
大阪狭山消防署 予防課 | 072-366-0055 |
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