平成28年度「堺っ子読書フォーラム～本とつながる 人がつながる～」を開催しました

読書週間の平成28年10月30日（日曜）に栂文化会館で「堺っ子読書フォーラム～本とつながる 人がつながる～」を開催しました。

第一部 事例発表
●本と人をつなぐ～「『さかい子ども司書』にチャレンジ！事例発表」
●「堺市子ども読書活動推進計画」の改定に向けて
第二部 講演
●「子どもとものがたりのいい関係」
児童文学作家　杉山　亮氏

平成28年夏に中央図書館で開催した「さかい子ども司書」養成講座を中心に事例発表を行いました。
（中央図書館の講座内容についてはホームページ記事や、「ゆづりは」第40号をごらんください。）

講座内容を図書館職員が説明した後、ご協力いただいたボランティアグループ「おはなしどんぐり」、「よみきかせサークル はなしのたね」の皆さんと、受講者のうち当日参加できた「さかい子ども司書」5人の子どもたちに感想を発表してもらいました。

子どもたちには講座で学んだおはなしや読み聞かせの実演もしてもらいました。実演を最後までやり遂げ、参加者の皆さんの割れんばかりの拍手の中、子どもたちは達成感にあふれた表情をしていました。

続けて、堺市子ども読書活動推進会議事務局より「堺市子ども読書活動推進計画」の改定に向けての報告を行い、「改定骨子案」への意見募集についてのご協力をお願いしました。

児童文学作家の杉山亮先生に「子どもとものがたりのいい関係」と題して、「ものがたりライブ」をまじえた講演をしていただきました。
元保育士、おもちゃ作家、ストーリーテラーという多彩な経験から、子どもにとっての“ものがたり”の意義をわかりやすく興味深い話をしていただきました。講演後は「さかい子ども司書」をはじめ、会場の子どもたちから多くの質問が出て、拍手と笑顔あふれるひとときでした。

会場後方には展示スペースを作成。
子どもの読書活動に関わるボランティアグループの紹介、「さかい子ども司書」の皆さんの作品、杉山亮先生の著作などの展示を行いました。
参加者の皆さんも興味深そうにごらんになっていました。

講座等の情報は各図書館や、広報さかい、図書館のホームページでもお知らせいたします。今後も堺市立図書館は、他機関とも連携し、ボランティアの皆さんとも協働しながら、市内の子どもの読書活動を推進して参ります。